CTAボタンにマイクロコピーが効果的な理由とは?成功事例をもとに詳しく解説

基礎知識

マイクロコピー編集部


マイクロコピー編集部です。売れるための最強の一言である「マイクロコピー」を広めるため、日々マイクロコピーの有用性を発信しています。


「CTAボタンをクリックしてもらえない」「成約率が高まらない」そんなお悩みを抱えていませんか? 本記事では、CTAボタンにマイクロコピーを使うとどんな効果があるのかということを具体的な事例をもとに解説していきます。 例をもとに効果的なマイクロコピーの作り方についても説明するので、クリック率やCVRを高めたいと考えている人はぜひお読みください。

CTAボタンにマイクロコピーが効果的な理由

CTAボタンにマイクロコピーが効果的なのは、どんなユーザーであってもステップを進めるためには、必ず目にする部分だからです。

そもそもCTA(コールトゥアクション)とは、サイト内でユーザーに行動を促すボタンやテキストのことです。

そんなCTAボタンにマイクロコピーを使うと効果がある理由を3つ紹介します。

1.ユーザーの不安を軽減する

1つ目の理由は、ユーザーの不安を軽減するためです。

マイクロコピーはユーザーの不安に寄り添い、サイト内で迷子になっているところを優しくナビゲートしてあげる役割があります。

ユーザーは様々な不安を抱えています。

「騙されないかな」

「自分に使えるかな」

「もっと安い商品があるかも」

そんな不安を事前に解消してあげることができれば、成約率もアップするでしょう。

 

2.ユーザーのモチベーションを高める

2つ目の理由はユーザーのモチベーションを高めることができるからです。

商品を購入するユーザーのモチベーションが高い方がいいか、低い方がいいかは今さら議論する必要もありませんが「どうやったらモチベーションを高めることができるのか」ということは考える必要があります。

このモチベーションを高めるのもマイクロコピーの役割の1つです。

例えばCTAボタン周りのマイクロコピーで「クーポンコード」や「○○人が購入しています」などのコピーを使うこともモチベーションを高めることになります。

 

3.ユーザーの行動を指示する

最後の理由は、ユーザーの行動を指示する役割があるためです。

マイクロコピーはサイト内の標識のようなものです。

ユーザーが迷わずに購入することができるように道案内をしてあげる役割があります。

つまり、マイクロコピーをCTA周りに設置することで、ユーザーが迷わずに商品購入を行うことができるということです。

インターネットユーザーの80%は優れたユーザーエクスペリエンスのために追加料金を払っても構わないと考えているという統計結果からもわかるように、ユーザーの行動を的確に指示してあげることは、マイクロコピーを活用する最大のメリットの1つです。

CTAボタンに効果的なマイクロコピーの作り方

では、実際にCTAボタンに効果的なマイクロコピーの作り方を解説していきます。

CTAボタン周りには大きく分けて次の3つのマイクロコピーが存在します。

 

1.CTA内部のマイクロコピー

2.CTA上部のマイクロコピー

3.CTA下部のマイクロコピー

これらは、人間の視線の動きに合わせたマイクロコピーです。

それぞれ解説していくので、1つずつ確認していきましょう。

1.CTA内部のマイクロコピー

まずはCTA内部のマイクロコピーです。

つまり、ボタンの中のマイクロコピー。

一般的には商品の購入やメルマガへの登録、お問い合わせボタンなどがこれにあたります。

この時ユーザーは「このボタンを押すと何が起きるのか」を理解しようとしています。

なので、見直す必要のない共感するコピーを入れると効果的です。

具体的には「アクション指向の言葉を使う」というのがあります。

例えば「問い合わせ」を「問い合わせする」とたった2文字追加して、動詞にしただけで、成約率が336.3%になったという事例もあります。

このように、何が起こるのかをより明確に示してあげると成約率アップに効果的でしょう。

2.CTA上部のマイクロコピー

次は、CTA上部のマイクロコピーです。

CTAボタンの上に添えられているマイクロコピーになります。

この場所を見ている時は、行動するかどうかをユーザーが迷っていることが考えられます。

そんな時は、ユーザーの背中をそっと押すようなマイクロコピーが効果的です。

つまり、行動のモチベーションを高める要素を入れましょう。

限定であることを伝えたり、値引きがあることを伝えたりするのも効果的といえます。

3.CTA下部のマイクロコピー

最後はCTA下部のマイクロコピーです。

この部分を見ている時は「不安を抱いてためらっている」ことが考えられます。

そんな時は、不安を読み取り先回りで取り除くマイクロコピーを活用しましょう。

例えば、マッチングアプリの事例で、登録ボタンの下に「SNSに投稿されることはありません」というマイクロコピーを追加し成功したというものもあります。

これは、マッチングアプリを使っていることを、他人に知られたくないというユーザーの不安に寄り添い、事前に取り除いてあげるマイクロコピーです。

このように、CTA下部のマイクロコピーでは、ユーザーの不安を取り除いてあげることが必要になってきます。

CTAボタンに使えるマイクロコピー例

最後にCTAボタンに使えるマイクロコピーの例をいくつか紹介します。

ユーザーや、マイクロコピーの設置場所などで、効果は変わってきますので、あなたのサイトに適したマイクロコピーをテストしてみてください。

 

「簡単に解除することができます」

「30日間の返金保証」

「クレジットカードは不要です」

「SNSに投稿されることはありません」

「○○人の人が体験しています」

「プライバシーを尊重します」

「○○分で登録できます」

これらのマイクロコピーはほんの一例です。

ユーザーの不安を取り除き、目的地まで優しく案内できるマイクロコピーは何かということを考えて、ぜひ試してみてください。

海外の成功事例は、以下の記事で紹介しています。

併せてご覧ください。

まとめ

マイクロコピーは、CTAボタンの効果を高めるために有効な手段の1つです。

なぜなら、サイトの文章を読まない人であっても、商品を購入しようと思ったら、必ず最後に目にする部分だからです。

CTAボタン周辺では、ユーザーの不安を取り除き、モチベーションを高め、ユーザーが何をすればいいのか、明確な指示を出すことができるのがマイクロコピーの役割。

ぜひ、本記事を参考に、あなたのサイトのCTAボタンを改善してみてください。

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