コロナが追い風に?ネット通販が「今すぐ」やるべきマイクロコピー【CVRが39%アップした事例】

事例, 考え方

マイクロコピー編集部


マイクロコピー編集部です。売れるための最強の一言である「マイクロコピー」を広めるため、日々マイクロコピーの有用性を発信しています。


ECサイトで価格よりも大事なものとは?

ECサイトにまつわる面白いデータを見つけました。

公益財団法人流通経済研究所が主催するネットショッパー研究会によると、2020年の調査では、前年に比べて「安さ」を重視する人が減少し、「注文操作のわかりやすさ」を重視する人が増加したことがわかったのです。


参考:https://eczine.jp/news/detail/9144

つまり、コロナ禍でEC需要が増加した結果、「分かりやすいECサイト」がより評価されるようになったということ。

ユーザーをガイドしたり、次の行動を促したり、入力をサポートできるマイクロコピーは、今後さらに重要視されるでしょう。

>マイクロコピーとは?

「無料」は人を動かすマジックワード

さて、このデータでもう1つ面白いなと感じたのが・・・

「配送料がかからない」が、ずっと変わらずユーザーに重視されていること。

実際、今では多くのサイトで「〇〇円以上で送料無料」といった表示を見かけますよね。

顧客単価がアップして、さらにお客さんも気持ちよく買い物ができるという、ウィンウィンな企画です。

あなたのサイトでも実施していたら、必ず、サイトの目立つところでアピールしてください!

ほぼ確実に、売上がアップします。

実際に、美容器などを販売しているスキンケア用品のサイトでは、「75$以上で送料無料」というマイクロコピーを目立つように追加したところ・・・

結果、90%も注文数が増加しました。

たった一文加えるだけで超簡単なのに、費用対効果は抜群。

逆に、「〇〇円以上で送料無料」をユーザーに気づいてもらえないことで、いかに損しているかを思い知らされますよね。

この「〇〇円以上で送料無料」というマイクロコピーは、サイトの色々なところに入れることができます。

オーストラリアのeコマース企業であるFluidGrowersの例をご紹介しましょう。

彼らは、次の3箇所に「150豪ドル以上で送料無料」というマイクロコピーをつけました。

  • サイトのトップバー
  • サイドバー
  • カートの上

「3箇所も?」と、ちょっと過剰なくらいのA/Bテストですが、結果は・・・


参考:https://www.abtestcases.com/testcases/adding-free-shipping-information-to-the-cart-page/

平均注文額は$ 110から$ 139に26%アップ。

コンバージョン率は39%アップしました。

どんなに素晴らしい企画も、気づいてもらえなければ意味がありません。

多くの場所にマイクロコピーを配置して、ユーザーにアピールするのも一つの方法です。

ぜひ、あなたのサイトでもA/Bテストを試してみてくださいね。

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