コストをかけず収益を上げるために、どうすれば解決できるのでしょうか。
集客はあるけどクリック率がわるい・・・
そんな時はユーザーがクリックしやすい状況を作ってあげることがとても重要です。
では、クリックしやすい状況とは何か。
それは選択・決断がしやすいということです。
今回のブログでは、選択肢によってユーザーをクリックへと誘導できるテクニックを3つご紹介します。
選択肢を3つ用意する
松竹梅の法則は知っていますか?
3つの選択肢を差し出されると真ん中を選んでしまうという心理作用のことです。
人は選択をする時、考えることや極端になることを嫌います。
そこで3つ選択肢を与えることでスムーズに真ん中を選ばせることができるのです。
実際、とある企業ではCTAボタンの数を2つから3つに増やしコンバージョンが上がった事例があります。
ボタンの組み合わせはいくつか用意されていたものの、デスクトップ、モバイルともにボタンが3つのパターンが勝利したのです。
それぞれ18.6%、1.6%のコンバージョン率改善に成功しました。
おとりの選択肢を提示する
明らかに選ばないような選択肢を使って誘導することも有効な手段です。
例えば、有名なエコノミスト誌の事例では・・・
A:デジタル版の年間購読 59ドル
B:紙版+デジタル版の年間購読 125ドル
このA・Bの選択肢にもう一つ、Cを追加しました。
C:紙版の年間購読 125ドル
A・Bの2択ではBを選んだユーザーは32%ほどでしたが、Cを加えることでBを選んだユーザーが84%まで増えたのです。
他の選択肢と似ているけれど、明らかに劣っている選択肢Cを提示することで選択肢Bをより魅力的に感じさせられたからです。
選択肢を増やしすぎない
何かを決定する時というのは、とてもエネルギーが要りますよね。
とりわけたくさんの選択肢の中から1つを選ぶというのは考えるのも面倒です。
人は選択肢が多すぎると、その中から1つ選択することを避ける心理作用があり、これを決定回避の法則といいます。
クリック率を上げるためには、むやみに考えさせずスムーズに選択ができる状況を整えることが大切だと言えますね。
まとめ
いかがでしたか。
心理作用をうまく使って、選んでほしいゴール(クリック)までユーザー導くテクニック。
どれも汎用性が高いので、あなたのビジネスにもぜひ取り入れてみてください。
そして、大切なのはテストすること。
ユーザーが何を求めているのかを知るにはテストをしなければ始まりません。
サイト改善の参考になりましたら幸いです。
参考:https://s-modern.com/column/
参考:https://biz-tips-collection.com/2018/06/15/expertskill-marketing-behavioraleconomics-choices/
参考:https://guessthetest.com/test/which-button-combination-increased-property-leads/?referrer=A