CVボタンのレイアウトの重要性とは?
突然ですがクイズです。
コンバージョン率が高かったレイアウトはどちらでしょう?
A:価格の「下」にCTAボタンを配置
B:価格の「上」にCTAボタンを配置
これは、携帯電話事業会社ボーダフォンの海外サイトで行われたA/Bテスト事例です。
ボーダフォンの売り上げ向上ため、デジタルマーケティング代理店Greenhouse Groupは、次のことを明らかにすることにしました。
「CTAボタンの『配置』は、コンバージョン率に影響するのか?」
そこで、画像、文言、価格オファーは一切変えずに、レイアウトだけを変更して1週間テストしたのです。
その結果は驚くべきものでした。
CTAボタンの位置をずらすだけで、なんと・・・
コンバージョン率(CVR)が19%もアップしたのです!
勝利したのは、「B:価格の上にCTAボタンを配置」でした。
CTAボタンを上に移動したことで、さらにボタンが目立つようになり、カートに入れる顧客が増加。
その結果、CVRが19%アップし、最終的な販売数と売り上げも伸びたのです。
どこにCTAボタンを配置するか?
というようなシンプルなテストでも、コンバージョンに多大な影響を与えることが分かりました。
「どこにボタンを配置するか?」というレイアウトの面も非常に重要になってきます。
重要なCTAボタンは目立たせる
- 明確に押し出す(色、サイズ)
- 真ん中に配置する
- 配置する位置を高くする
一般的に、配置する位置が高いほど、ユーザーがそれに気がついてクリックをする可能性は高くなります。
ユーザーの行動を把握するには、ヒートマップのような分析ツールを使うのも有効ですよ。
もし、あなたが「もっと成果を上げたい」と少しでも思うなら、ぜひこの事例を応用してテストしてみましょう。
特別な費用はいりませんし、ボタンの配置を変えるだけなら簡単です。
小さなテストで何十万、何百万という利益につながるなら、試さない手はないですよね・・・!
参考にしていただければ幸いです。