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会員登録における性別選択6つのタイプ
会員登録において、このように性別を尋ねることがありますよね↓
Q. 性別を選んでください
□男性 □女性
そして、ここ数年で増え始めたのが、第三の選択肢があるこのタイプ↓
□男性 □女性 □指定しない
例えば、Googleの性別選択フォームが「指定しない」を選べるタイプです。
現在、世界全体でジェンダーの多様性を尊重する動きが高まり、LGBTQの割合が増えています。
(※LGBTQとは性的マイノリティの総称の一つ。L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー、Q=クエスチョニング/クイア)
LGBTフレンドリーな企業も増加しており、サイトやWebサービスの「会員登録画面」も進化しているんです!
会社のブランディングにも直結する、会員登録における性別選択について6つのタイプをご紹介します。
【1】「その他」タイプ
第三の選択肢について、一時期よく見られたのがこの「その他」タイプです↓
□男性 □女性 □その他
今までの2択と比べると大きな進歩ですが、ちょっとまだ惜しいですね。。
「その他」だと無機質な感じがします。
【2】「どちらでもない」タイプ>
音楽配信サービスSpotifyの例を見てみましょう。
「女性」「男性」の他に、「ノンバイナリー」(=どちらにも当てはまらない)という選択肢が選べるようになっています。
【3】選択肢を細分化したタイプ
ウェブサイトやアプリの内容によっては、さらに細かい選択肢が必要です。
Facebookでは56のジェンダー表現が表示され、複数選択できるようになっています。
※現在はアメリカ版のFacebookのみ対応
海外のマッチングアプリOkCupidでは、22の選択肢があり最大5つまで選択可能です。
【4】「無回答」タイプ
ジェンダーを細分化する必要がなければ、メルカリのように「無回答」という選択肢を作ると良いでしょう。
「性別は公開されることはありません」というマイクロコピーもユーザーに安心感を与えますね。
【5】「カスタマイズ」タイプ
また、Pinterestのアイデアも素晴らしいもの。
自分で自分のジェンダーをカスタマイズできるようになっています。
「以下の質問への答えは、あなたにぴったりのアイデアを見つけるのに役立ちます」
と、性別を尋ねる理由が書き添えられているとユーザーは納得し、協力してくれるようになります。
【6】「代名詞」タイプ
Vimeoでは性別ではなく代名詞を尋ねます。
「正しい代名詞であなたを呼びたいので教えてください」
こちらも理由が一言書き添えてあるのが良いですね。
まとめ
ジェンダーはデリケートな問題ですが、「日本人の13人に1人がLGBTQ」とも言われている時代。
もしあなたのサイトの会員登録画面が男女2択のままなら、、、
是非これらの事例をマネしてみましょう。
機会損失を防ぐだけでなく、お客さまが気持ちよく使える工夫はファンを増やすことにも繋がりますよ。