レストランで見たゴールを決めるコツ

考え方

一見、基本的なことですが、あなたのメッセージにはゴールが設定されていますか?

「私もそこまで初心者ではない!」

という人でも、実際にサイトを見ていると、本当に不思議に思うんですが、「で?どうしたいの?」と、ゴールが分からないケースはよくあります。

選択肢を提示しすぎない

知人の店で、美味しいご飯を出す店があるんです。
ほんとうに美味しいんですが、行くとちょっと悩むんですよね。

何がっていうと、とにかくメニューが多い!

どれも食べて欲しいからって、オススメも多い!

壁にメニューが書いてあって、見ているうちに、だんだん文字が文字じゃなくなってきて、ゲシュタルト崩壊を起こしてしまう。

っていうぐらい。

これじゃ行ってもかなり迷うんですよね。
しかも、そこらへんの店より美味しいのに、お客さんもそんなに増えない。

「メニューを減らしたらいいんじゃない?」

と提案したところ、徐々にお客様が増えてきて、今では大盛況だそうです。

さて、何が言いたいかっていうと、
食べて欲しいものが多すぎる、
つまり、ゴールが多すぎるってことです。

お客様は基本的に、「考えるのが面倒くさい」と思っていることを知ってください。

これは悪口ではありません。

余計なエネルギーを使わずに楽をしたい。というのは人間が持っている本能です。

ゴールを先に描き、お客様に伝える

その昔、三種の神器とまで言われた、「テレビ・冷蔵庫・洗濯機」が一般的に広まったのは、家事を減らしたい、余計な手間を減らして楽をしたい。
という人間の本能を抑えた家電だからです。

あなたも、そんな余計なことで、時間や手間を取られたくないですよね?

なので、オススメはコレです。と差し出してあげた方が、お客様にとっても親切なんですね。

他のものを食べたいなら、別のもあるけど、「うちのオススメはコレです!」と自信を持って差し出してあげることで、
お客さんの余計な思考を、少しでも減らしてあげることができます。

インターネットでいうなら
1画面1ゴール。
1記事1ゴール。
1メール1ゴール。

こうすればいい。と教えること。
基本です。

つい、なんとなく欲張ってしまったり、
たくさんあった方がお客さんも喜ぶんじゃないか?
なんて考えてしまいがちですが、大丈夫です。

シンプルにいきましょう。

何のアクションを起こして欲しいのか?

そのゴールをハッキリと教えてあげることが、
私たちにもメリットはあるし、お客様にもメリットがあるんです。

(もちろん、それに合った言い方はありますが)

まとめ

書籍『ザ-マイクロコピー-Webコピーライティングの新常識』では、P40にもゴールを描くことについて書いております。

このことは、ネットだけに限りません。

今から何かを始めるって時にも、ぜひゴールから描いてみてください。

方向性がハッキリしてきて、今まで以上にスムーズに、物事が進みやすくなるはずです。

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