Webビジネスを成長させる上で、A/Bテストは重要な施策になります。
今では様々なA/Bテストツールが選べますし、Google Optimizeのような無料のツールもありますよね。
実店舗と違って、コストをかけずに色々なテストができるところも魅力です。
ファーストビューの画像1枚、ボタンのデザイン、マイクロコピーが数文字違うだけでも、驚くほど効果改善します。
でも、、、
「実際、どんなテストをすれば良いの?」
「A/Bテストのアイデアが尽き果てた…」
という悩みは付きものですよね。。
そこで、今回は、A/Bテストをする際にぜひ参考にしていただきたい、実例とポイントをご紹介します。
2箇所の改善でコンバージョン71.6%増!メガネブランドの事例
Felix + Irisは、無料でメガネを一定期間試すことができるメガネブランドです。
あるとき、もっと多くの顧客に無料で試着してもらうため、サイトのトップページを改善することにしました。
もともとのトップページはこのようなものでした。
▼オリジナルA案
笑顔の女性をトップ画像に採用。
ボタンは「Get Started(始める)」という定番のコピーです。
まず、このトップページの画像について、Felix + Iris のUXを担当するJon Corwin は、「女性のイメージ画像よりも、商品やプロセスが具体的に分かる」画像に変更しました。
▼B案
実際に試着を注文したときに届く画像に加え、試着プロセスを3ステップの箇条書きで表しています。
- スタイルとビジョンの質問に答える
- おすすめのフレームを見る
- ご自宅で無料でお試しください
ボタンのコピー、このB案ではオリジナルと同じ「Get Started(始める)」のままです。
さらにJonは、 B’ 案として、ボタンの「Get Started(始める)」を「Start Fit Profile(試着を始める)」に変えた次のようなバージョンも用意しました。
▼B’ 案
テスト結果は・・・
B’ 案の勝利。
なんと、コンバージョン71.6%増を達成したのです!
一見地味なA/Bテストの重要性が、よく分かりますよね。。
B’ 案の勝因には、次のようなポイントがあります。
①商品やサービスについて具体的にイメージできること
②「『何を』始めるのか」ボタンを見るだけでも明らかなこと
ご自身のサイトでも、A/Bテストをする際には、ぜひこの2点を意識しましょう。
「もっとマイクロコピーのテクニックを学んで、低コストで効率よく売上アップしたい」という方は、1DAY講座も開催しているので、お気軽にご参加いただけると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
セミナーでは豪華特典もプレゼントしておりますので、ぜひ受け取ってください(^^)
参考:https://marketingexperiments.com/a-b-testing/hero-unit-homepage-changes