なにか買い物をしたり、新しいサービスを検討しているとき、「お金の無駄になったら嫌だな…」と慎重になることがありませんか?
「無料」の2文字は、人を行動させるマジックワード
実際に、今では「30日間無料」「無料サンプル」「無料相談」などなど…あらゆるWebサイト、ランディングページで「無料」の2文字をよく目にしますよね。
「無料」を訴求したマイクロコピー事例
例えば、音楽ストリーミングサービスSpotifyのトップページも無料推しです。
このように、ボタンの近くに「無料」というワードを追加することができれば、行動障壁である「お金の不安」は、軽減することができます。
さらに、もう少しハードルを下げるなら、、、
「トライアル」「お試し」といったワードを使う手もあります。
例えば、「無料登録」と「無料お試し」なら、あなたはどちらのボタンを押したいですか?
「無料登録」だと、「登録した後にしつこくセールスをかけられるんじゃないか…」と不安を感じる人もいるかもしれませんね。
それに比べると、「無料お試し」なら、気に入らなかったらすぐにやめられそうなニュアンスがあるため、より気軽に行動できそうです。
実際に、TSUTAYAディスカスはこのように「今すぐ30日間無料トライアル」というマイクロコピーを使っています。
音楽配信サービスAWAのボタンのコピーは「まずは¥0トライアル」です。
少し余談ですが、「無料」と「¥0」の表記違いでもクリック率が変わることがあるので、A/Bテストをすると面白いと思いますよ。
さて、今ではこのように、大手サービスを中心に「無料お試し」「無料トライアル」といったマイクロコピーがよく見られるようになっていますが・・・
とある事例では、「無料トライアル」よりも、さらに高い効果マイクロコピーが見つかったようです。
A/BテストツールのOptimizelyが、あるとき、CVボタンを「30日間無料トライアル」から「30日間無料で使う」に変更しました。
画像引用:https://martechlab.gaprise.jp/archives/btobmarketing/16462/#area3-1
「トライアル」という単語が、CV後やトライアル後に営業から電話がかかってきそうだと感じるのではないかという仮説を立てたのです。
結果は・・・
「30日間無料で使う」の勝利。
フォームへの遷移率は132%、CVRは111%になりました。
「お試し」「トライアル」よりもさらにフラットな、ハードルの低い言葉を使う例は、最近増えてきているようです。
例えば、データ解析ツールSimilarWebのサイトでも、「無料の拡張機能を利用する」といったコピーを使っています。
Youtubeプレミアムのボタンに至っては、「使ってみる(無料)」という超シンプルなコピーです。
ボタンの下に「1ヶ月間無料トライアル」という文言はありますが、クリックする際、一番目につくのはやはり青いボタンです。
さらに、Youtubeプレミアムの良いところはもう一つあります。
それは、CVボタンの下に、
「試用期間が終わる 7 日前にお知らせします」
「定期請求 • いつでもキャンセル可能」
というマイクロコピーをつけているところ。
ユーザーの心理的ハードルを下げるよう、とことん考え抜かれていますよね。
まとめ
このように、たった数文字のマイクロコピーによって、見込み顧客の背中を押したり、新たにあなたの商品やサービスのファンを増やしたりすることができます。
たった数文字…とは言っても、その威力は侮れません。
「ボタンのたった2文字を変えただけで、売上が1.5倍になった!」という事例も実際に報告されています。
そのサイトにとっての「ベストなマイクロコピー」というのは、実際にA/Bテストをするまでは分かりませんが、効果的なテストを実施するためには新しい事例やアイデアを常に集めることが重要です。
最新のマイクロコピー事例や売上アップのノウハウが手に入る、マイクロコピー1dayセミナーもzoomで開催しておりますので、よろしければ是非お気軽にご参加ください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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ぜひ、あなたのサイトでもA/Bテストをコツコツ繰り返していただいて、売上を大きく伸ばしていただければ幸いです。