ソーシャルボタンが逆効果に?CVが11.9%変わったA/Bテスト事例

事例, 基礎知識

ICT総研の調査によると、いまやネット利用者の8割がSNSを利用していると分かっています。

2020年時点で7,975万人にのぼっていたSNS利用者は、1ヶ月で約16万人のペースで増加し続けており、2022年末には8,241万人まで増加すると予想されています。

引用:日本のSNS普及率80% 利用満足度トップ3はインスタ、YouTube、LINEに/ICT総研

それだけに、シェアやいいねが多いソーシャルボタンには、売上アップに繋がる効果が期待できると言えます。

引用:https://funnis.net/blog/tool/social-button-jp-sketch/

これにはバンドワゴン効果という行動心理学が関係しています。

例えば、「全米が泣いた」「ランキング1位」などといった謳い文句をよく目にしませんか?

このキャッチコピーは、みんながいいと言っているから見たい、使いたい、安心できるという心理を利用した訴求方法です。

つまり、シェアやいいねが多い=みんながいいと言っているから私もほしいという結果に繋がるのです。

 

しかし、SNSをうまく活用できていない場合、意図せず逆効果になってしまう場合も・・・。

フィンランドのtaloon.comというサイトでは、商品ページからソーシャルボタンを削除した場合にどういう影響があるのかを検証するためにA/Bテストを行いました。

A:ソーシャルボタンを設置したページ

B:ソーシャルボタンを削除したページ

AとB、どちらのページがCV率が高かったと思いますか?

答えは・・・なんとB!

ソーシャルボタンを削除したページの方がCVが11.9%も上昇したのです。

ソーシャルボタンの設置は売上アップを期待できるはずなのに、なぜなのでしょう。

・・・実はtaloon.comのほとんどのページでソーシャルボタンに表示されるシェア数が0だったのです。

これでは商品を気に入ってくれたユーザーがいても、直前でシェア0という数字が目に入ると、「この商品は人気がないのではないか」という迷いを与えてしまいかねません。

シェアやいいねが0、または極端に少ない場合はCVの妨げになってしまうのです。

バンドワゴン効果が得られるソーシャルボタンなのかどうか、疑問に思った場合はA/Bテストを実施してみましょう。

また、あなたのサイトにくるユーザーのよく使うSNSが限定されている場合、そのボタンに絞って設置するのも効果的です。

 

状況によって、CVに繋がる一手は変わってきます。

せっかく設置したソーシャルボタンが逆効果になってしまわないように、ユーザー目線で考えてみましょう。

サイト改善のヒントになりましたら幸いです。

 

参考:https://galera.co.jp/9638/
参考:https://service.plan-b.co.jp/blog/marketing/11173/

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