マイクロコピーでCVRを115%改善
突然ですが、クイズです。
宅配ピザチェーンのピザハットが、トップページで表示されるユーザーへの店舗登録促進ポップアップを3種類、A/Bテストしました。
それぞれ、テキストとボタンの文言を少しずつ変えただけです。
次ページへの遷移率が一番高かったのは、A、B、Cのうちどれでしょう?
A「お得な特別メニューがございます!まずは店舗をお選びください。」
【ログインせずに店舗を選ぶ】【ログインする】
B「店舗ごとに特別メニューがございます!まずは店舗をお選びください。」
【ログインせずに店舗を選ぶ】【ログインする】
C「店舗ごとに特別メニューがございます!まずは店舗をお選びください。」
【店舗を選択してメニューを見る】【ログインする】
良いマイクロコピーは、
・お客さまの疑問を解決します。
・お客さまの心理、段階に沿っています。
ピザハットの目的は「店舗を登録してもらうこと」ですが、お客さんがしたいことは何か?というところがポイントです。
答えは・・・・
↓↓↓
Cが最も効果が高く、遷移率が115%アップしました。
C「店舗ごとに特別メニューがございます!まずは店舗をお選びください。」
【店舗を選択してメニューを見る】【ログインする】
遷移率がUPした理由
Cが圧勝した理由を考えていきます。
まず、ポップアップを見たお客さんの頭の中を想像してみましょう。
きっと、こんな疑問が浮かぶはずです。
「特別メニューが見たいだけのに、なぜ店舗を選ぶ必要があるの?」
この疑問に答えるには、
A「お得な特別メニューがございます!」より、B、C「店舗ごとに特別メニューがございます!」の方が、店舗を選ぶべき理由がより明確ですよね。
さらに、お客さんがしたいことは何かというと・・・
「店舗を選びたい」ではなく「メニューを見たい」です。
そう考えると、
B【ログインせずに店舗を選ぶ】より、C【店舗を選択してメニューを見る】の方が、お客さんの心理に沿っていることが分かります。
ちょっとした言葉の違いで15%近くも差がつくなんて、驚きますよね。
マイクロコピーをつけるときは、
- お客さまの疑問を解決できているか?
- お客さまの心理、段階に沿っているか?
という点をチェックするのがオススメです。
もちろん、迷ったときには必ずA/Bテストを実施して、データで結果を分析しましょう👍
参考になりましたら幸いです。