ユーザーが「やってみよう」という意欲を高め、アクションしやすいようにするにはどうしたらいいでしょうか。
行動を促すためのマイクロコピーのポイントをまとめました。
行動を促すマイクロコピー
手軽さをアピールする
はじめて買う商品に対しては、誰でも腰が重くなるものです。
そこで、ユーザーが手軽にはじめられる工夫をしてみてはいかがでしょうか。
例えば有機野菜を扱う大地を守る会のおすすめセットの案内を見てみましょう。
参照:https://takuhai.daichi-m.co.jp/
おためしセットの注文にはユーザーに行動を促すアピールが多くみられます。
まず、「はじめてご利用の方限定」の「限定」という言葉でお得なことがあるのかもしれないとユーザーの心を揺さぶります。
次に75%offは、かなりお得感を感じる数字です。
さらに申し込み期限は時間まで書かれていて、急がなくてはいけないという気にさせます。
そして最後に安心材料となる「送料無料」、「返金保証」、まだ「定期宅配の注文ではない」ことが明記されています。
これだけ順に並べることで、お得感と安心感でユーザーが手軽に行動を起こしやすいようにしています。
具体的なイメージにつながる数値を示す
利用するかどうか迷っているユーザーには具体的な数字を提示して背中を押すのもひとつの方法です。
これは宅配クリーニングリネットのページです。
参照:https://www.lenet.jp/?cats_not_organic=true
「会員数 500,000人突破」しており、それが2022年10月時点での数字であることをはっきりと示しています。
また、3つのNo.1を掲げていますが、2020年6月に株式会社まーけっちによって3,018人を対象に行われた調査で得た結果であることを明記しています。
こうすることでユーザーは安心感を得ますね。
ボタンのリンク先の内容を具体的に表示する
ボタンを押して、リンク先がどこへ飛ぶのかわかりにくいと、ユーザーはボタンを押すのを迷ってしまうかもしれません。
同じくリネットのページでは、「無料会員で試す」のか、「プレミアム会員で試す」のかが、ボタンに明記されており、両者のボタンの色もはっきりと違いの分かる色になっているので、間違って押すことがないようになっています。
また「申し込む」よりも「試す」というマイクロコピーが使われていて、ユーザーにとって心理的なハードルが低くなり、CVRが上がります。
タイミングワードを使う
ユーザーの行動を促すために「いますぐ」というタイミングワードが効力を発揮する場面があります。
例えば無料のお試しなどでは「いますぐ」というマイクロコピーを使うことでCVRの上昇につながるでしょう。
ただデリケートなことで「いますぐ」を使うのは、あまりおすすめではありません。
次のマッチングアプリゼクシィを見てください。
出会いや婚活は、デリケートな問題です。
ここでは「いますぐ」という急かす感じではなく「はじめる」という言葉でユーザーを導いています。
これだと新しい一歩を踏み出そうかなと思ってもらえるかもしれません。
入力フォームにヒントを入れる
ユーザーに申し込みのボタンを押してもらえたら、次はお客様情報の入力のページです。
ここで迷って離脱させないために、入力フォームにはヒントを入れましょう。
例えば、LOWYAの入力フォームでは、全ての欄にヒントがあります。
参照:https://www.low-ya.com/sign-up
ユーザーは戸惑うことなく入力できそうですね。
まとめ
ユーザーがスムーズに行動を起こせるようにするポイントを5つまとめました。
行動を起こしてもらうためには「限定」や「無料」「返金保証」などはユーザーの背中を押す言葉です。
また、具体的な数字を使って安心感を与えることも効果的です。
ユーザーが行動を起こしやすいように取り入れてみてはいかがでしょうか。