ウィンザー効果を販売戦略に!口コミ×マーケティング活用実例

事例

マイクロコピー編集部


マイクロコピー編集部です。売れるための最強の一言である「マイクロコピー」を広めるため、日々マイクロコピーの有用性を発信しています。


ウィンザー効果とは

ウィンザー効果とは「第三者が発信した情報のほうが信頼されやすい」という心理効果のこと。例えば「自社製品は機能性に優れています」と宣伝するよりも、第三者であるユーザーが口コミやレビューで製品の機能性を評価した場合の方が信頼感を得やすく、購買に結びつきやすいとされています。ネットショッピングや通販で用いられる体験談や口コミは、ウィンザー効果の代表的な活用例です。

ここでは、自社製品・サービスの信ぴょう性や好感度の向上など、ウィンザー効果をマーケティングに活用した具体例と使用する際の注意点を交えてご紹介します。

ウィンザー効果のマーケティング活用実例

1・ECサイト「レビュー機能」

Amazonや楽天市場など大手ネットショッピングモールが先駆けて導入した「レビュー機能」は、現在ではユニクロや無印良品などさまざまなECサイトで標準搭載されています。楽天市場では商品レビューに加え、店舗の配送や顧客対応などショップレビューで、より信ぴょう性の高い評価を得られる仕組みに。また、レビュー数をランキングに取り入れており、レビューの多い商品がユーザーに選ばれる傾向にあります。

「クチコミ情報が実際に商品購入にどの程度影響を与えているのか」を調査したところ、商品やサービスを購入する際に「クチコミが気になる人」が全体の8割

引用元:NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション株式会社「購買行動におけるクチコミの影響に関する調査

2・口コミサイト

「アットコスメ」や「食べログ」などの口コミサイトも、ウィンザー効果を活用した代表例です。日本最大級のグルメサイト「食べログ」では、以下の3つの要素が相乗効果を生み信頼感・信ぴょう性を高めているのが特徴です。

  • 利害関係のない第三者が評価・口コミをしている
  • 評価者・口コミの掲載数が多い
  • 評価者にアカウントがあり、投稿者の情報が確認できる

参照https://tabelog.com/

3・アンケート・モニター

お客様の声を紹介するのも、ウィンザー効果を活用した手法のひとつ。製品のランディングページなどで多く見受けられますが、顔写真や直筆メッセージなどでリアルさを出すのがポイント。信ぴょう性が増し、ウィンザー効果が正しく働きます。

参照:microcopy.org お客様の事例より

 

ウィンザー効果をねらう際の注意点

ウィンザー効果を活用する最大のメリットは、ユーザーから「信頼感」を得られること。商品のサービスや購入を検討している人に信頼感を与えることで、購買意欲を刺激し「販売促進」にもつながります。

ここで注意したいのが、口コミが肯定的な評価ばかりでは、ステルスマーケティングなどと不信感を抱かれる可能性があるということ。良い評価だけでなく、普通の評価や悪い評価などネガティブな意見も掲載することで、透明性や公平性が保たれ、信頼獲得につながるという点を押さえておきましょう。

まとめ

ポジティブな影響が期待できる「ウィンザー効果」は公平性とバランスを重視しながら取り入れるのがポイント。第三者の言葉の力を自社ビジネスにうまく活用して、競争力強化や顧客満足度アップなど、自社の販売戦略に活かしていきましょう。

なお、ウィンザー効果のような行動経済学は「マイクロコピー」と相性が良く、組み合わせて考えるのが効果的です。特にECサイト事業者やウェブ担当者はぜひ併せて学んでおくとよいでしょう。

「マイクロコピー」についてもっと詳しく知りたい方は、LINEの友達登録がおすすめ。【「売れる」マイクロコピーを作るテンプレート】を無料配布中なので、自社の販売戦略に活用してみてはいかがでしょうか。

※いつでも簡単に解除できます。
※あなたのメールアドレスを
第三者にシェアすることはありません。

\ この記事をシェアする /

, , ,
前の投稿
【ファン化をうながすマイクロコピー5選】あなたもマネできるブランディング
次の投稿
マイクロコピー公式:人気のInstagram投稿7選
メニュー