皆さんのサイト では、ボタンまわりでユーザーが行動を起こしたくなるようなベネフィットを伝えられていますか?
売上を大きく左右するCVボタン周りは、サイト改善において1番に見直すべきポイントであり、即売上UPに繋がる鍵でもあります。
今回は、行動を起こす前のお客様の気持ちを理解し、ベネフィットを伝えることでコンバージョンに繋げるマイクロコピー事例3選をご紹介いたします。
目次
「無料」は見込み客を行動させる強力なベネフィット
ベネフィットには様々なものがありますが、「無料」は、広告の世界でも古くから使われる、もっとも強力なワードの 1 つです。
あなたがなにか無料でサービスやコンテンツを提供しているのなら、このベネフィットを利用しない手はありません。
しかし、「無料」というコピーだけでは行動に移さないユーザーも多く存在します。
そんな場合は、無料という強力ワード+αベネフィットを伝えるためのマイクロコピーを使いましょう。
ただし、「無料」が効果を発揮するのは、お客さんがお金を払っても良いと思うくらいに価値のあるものを、本当に無料で提供している時だけなので提供するものについては十分吟味してくださいね。
実際の事例から学ぶ有効なベネフィットの使い方事例3選
事例1:auフィナンシャルサービス
auフィナンシャルサービスが実施したCVボタンのABテストでも、ユーザーがボタンを押したくなるようなベネフィットが取り入れられていました。
B「最大10,000ポイントもらえる カンタン申し込み」
ABテストの結果、クリック率が高かったのはベネフィットを取り入れたBでした。
この事例のように、顧客の行動を促すコピーは、実際に顧客が行動を起こすボタンの近くに配置するのがポイントです。
参照:https://dlpo.jp/casestudy/aufs.php
事例2:株式会社オレコンのメルマガの購読ページ
弊社でも常にABテストを繰り返し、非常に細部までテストしていますが、やはり効果が大きいのはCVボタンまわりの改善です。
【従来のコピー】
「1文字でも間違えるとプレゼントを受け取ることが出来ませんので半角英数字で正確に入力してください。」
上記から、ベネフィットを後押しする次の文言に差し替えたところ、
75.69% ものコンバージョンの違いが生まれました。
【ベネフィットを取り入れたコピー】
→「書籍化が決定!2017年6月に発売予定の「(仮題)ザ・マイクロコピー」未編集原稿の一部を今だけ読むことが出来ます」
購読申し込みのページには Facebook広告を稼働させていたため、この A/B テストにより、広告費用を大幅に節約することができました。
改善前と改善後のコピーを見比べても、ボタンを押したいと感じるのは明らかに、ベネフィットを含むマイクロコピーですよね。
事例3:AWeber のオプトインページ
皆さんは下記のようなマイクロコピーがクリックされない理由が分かりますか?
・メールマガジン購読フォーム
・メールマガジン会員購読者募集中
これらのメッセージには、興味をそそるベネフィットが書かれていないからです。
例えば、クーポンや無料ダウンロード、懸賞企画などを使えば、登録のハードルを下げることが出来ます。
「本気で痩せたい人のための 7 日間メール講座」
「3 日間でワードプレスをマスターする方法」のように講座形式にして価値を高める方法もあります。
とにかく「行動するとこんなに素晴らしいことがある」と伝えることです。
このようにタイトルの重要性を踏まえて、、、
AWeber では何年も放置状態になっていたオプトインページを、ベネフィットを伝えるために「ニュースレターを購読すべき7つの理由」というヘッドラインに差し替えました。
すると、なんと成約率を 321% アップさせています。
まとめ
今回は、明日からサイト改善に活かせる、ボタン周りのベネフィット事例をお伝えいたしました。
一番大切なことは、皆さんのWEBサイトを利用するお客様の立場に立って、考えることです。
「その商品やサービスによってどのような素晴らしい体験が得られるのか」を具体的な言葉で伝えてくださいね。
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