「送信」だけのボタンは危険!CVRを改善するために欠かせない3つのポイント

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マイクロコピー編集部


マイクロコピー編集部です。売れるための最強の一言である「マイクロコピー」を広めるため、日々マイクロコピーの有用性を発信しています。


CVRを改善するためには、CVボタンのデザインや構成を工夫することも不可欠ですが、それと同時に、その効果を最大限に引き出すために使用するコピーにも注力する必要があります。

今回は、コストをかけずWebサイトのCVRや売り上げアップが期待できる3つのポイントをご紹介いたします。

「登録」「送信」だけのボタンではNG

あなたのサイトで「登録」「送信」といった一般的な言葉を使っている場合、数パーセントほどのコンバージョンアップが見込めるかもしれません。

しかし、ソーシャルメディアの専門家、ダン・ザレラが行った調査によると4万ものランディングページは、他の用語を使用したものよりもコンバージョン率が低い傾向にあることがわかりました。

「登録」「送信」といったシンプルなマイクロコピーは、会計ソフトやチャットツールなどのソフトウェアを設計するときは効果的です。

しかし、通販サイトなどではユーザーに行動を促し、行動させることが重要のため、「登録」「送信」といった言葉だけでは、ユーザーの行動を促すには影響力が弱くなってしまいます。

「登録」「送信」ボタンのCVRを上げる方法

ユーザーの課題と解決方法を具体的に表現する

ユーザーにとってほしい行動を出来るだけ具体的に明記するとクリックへと誘導しやすくなります。

能動的な言葉遣いを使用することで、ユーザーの積極性を引き出すことができます。

建築家と家を建てたい人のマッチングサービスの申し込みページでは、「送信」を「今すぐ依頼を投稿する」にした結果、成約率が362%改善しました。

名詞ではなく動詞にする

「ダウンロード」などの名詞ではなく、「ダウンロードする」といった動詞にすると効果的です。

ある整体院のWeb広告では、「お問い合せ」を「お問い合せする」に変更した結果、予約率が336.3%にアップしました。

2人称(あなた)ではなく1人称(わたし)にする

「今すぐ申し込もう!」といった2人称以上の表現ではなく、「今すぐ申し込む!」などのように1人称での表現にする方が、ユーザーはより「自分事」として捉えやすくなります。

マイケルアーガード氏によるABテストの事例です。

サービス価格紹介ページ内にある試用申し込みボタンの文言を、「Start your free 30 day trial(30日無料お試しを始めてください)」から「Start my free 30 day trial(30日無料お試しを始める)」に変更した結果、クリック率が90%増加しました。

参照:https://unbounce.com/a-b-testing/failed-ab-test-results/

Webサイトの文言は、基本的にサイト自体が発言者として表現されますが、CVボタンのメッセージは訪問者を発言者として考えた内容がおすすめです。

まとめ

今回はCVRの改善には欠かせない3つのポイントについてお伝えいたしました。

マイクロコピーはユーザーとのコミュニケーションを取る手段です。ボタンを押すと何が起きるのかがはっきりとわかる言葉で、ユーザーの気持ちを優先に考えてみましょう。

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