売り上げを伸ばすためには、BJフォグ教授が提唱したフォグ(フォッグ)式消費者行動モデル(Fogg Behavior Model)をマーケティング戦略に取り入れると効果的です。
フォグ式消費者行動モデルとは、人が行動(Behevier)を引き起こすのに必要な3要素をB=MATという式でわかりやすく表したものです。
今回は、人が行動を起こすきっかけとなるフォッグ式B=MATの中のMotivation (動機)にフォーカスをあてて、消費者を「買う」行動に導くマイクロコピーの事例をご紹介します。
フォッグ式の詳しい内容は、こちらを参考にしてください。
動機を促すマイクロコピーの事例
「この商品を購入すると肌トラブルが改善される」
「この商品さえ購入すればウエストが細くなる」
といった心理学的なアプローチや、購入したいと思える特典を用意することで、消費者のモチベーションを高める効果が期待されます。
「痩せてキレイになりたい」という動機を刺激
「40・50代でも衝撃変化続出中!」「トレーニング×エステ×食事指導の相互効果を実現!」というコピーは、「痩せてキレイになりたい」と願う女性たちを刺激し、モチベーションを高める効果が期待されます。
参考元:RIZAP
「あなた専用」オリジナリティをアピール
世の中に数多くあるスキンケア商品の中でも、肌の状態に合わせてオリジナルスキンケアを提供するHOTARUは、「あなた専用」のフレーズで差異的欲求を満たして特別感を出しています。
「どの商品を使っていいかわからない・・・」と悩む消費者にとっては、まさにうってつけでしょう。
参考元:行動心理学をマーケティングに活用!「欲しい」と思わせるスノッブ効果を使ったマイクロコピー
カリギュラ効果で「気になる」を高める
何かを禁止されると、むしろそのことが気になり、反対の行動をとってしまうというカリギュラ効果も、購買意欲を高めるコピーのひとつです。
「本気の人以外は絶対に買わないでください」という規制は、「そんなに自信があるなら、この商品なら痩せれるかも」と消費者の期待値を高めます。
参考元:「禁断のカリギュラ効果」行動心理学を売上アップに活用する方法とは?
具体的な数字でお得感UP
農林水産省が行うGo To Eatキャンペーンでは、「10,000円で12,500円分使えるGo To Eat 食事券」と具体的な数字を使って、消費者の「おいしいものをお得に食べたい」という欲求を満たしています。
また、割引額や有効期限のコピーも販売促進に効果的です。
まとめ
今回は、フォグ(フォッグ)式消費者行動モデルB=MATのMotivation (動機)のマイクロコピーの例をご紹介しました。
消費者のモチベーションを高める「背中を押す」コピーを入れることが、売上アップのカギとなります。
ぜひ、あなたのサイトでも取り入れてみてくださいね。