Googleの世界における検索エンジンシェア率は85.91%にのぼっています。
この事実から、SEO対策においてGoogleのガイドラインに最適化させることがとても重要だということがわかります。
近年Googleが重要視しているのが「E-A-T」という指標で、Googleが検索品質評価ガイドライン内で定めている評価基準のひとつです。
E-A-Tとは?
専門性(Expertise) 、権威性(Authoritativeness) 、信頼性(Trustworthiness) この3つの頭文字をとってE-A-Tとされています。
Googleが権威性の高いコンテンツを評価するようになった背景には、かつて低品質で信憑性の低いコンテンツが上位表示され、さまざまな問題が起こったことが一因となっています。
このため、SEO対策をするにはこの「E-A-T」を高めるべく、オリジナルで質の高いコンテンツを目指さなければなりません。
今回はE-A-Tを高めるための具体的な方法をご紹介します。
E-A-Tを高めるためのサイト改善案
専門性(Expertise)
専門性とは、サイトやWEBページが専門的な情報を提供できているかを示す指標です。
例えば、生活用品を多く展開しているLIONが運営しているLideaでは、社内の研究開発に携わる専門家が監修したコンテンツを配信することで専門性を高めています。
引用:https://lidea.today/about?from=navi_about
権威性(Authoritativeness)
権威性とは、サイト上に掲載されている情報に対して権威があるかを示す指標です。
例えば、先ほど紹介したLideaでは専門家が監修した記事であることに加えて、コンテンツ内でそれを明記することにより権威性を高めています。
引用:https://lidea.today/about?from=navi_about
画像内には、自社での経験の他に「国立研究所や歯科大学との共同で疾患予防研究」にも携わってきたという経歴がしっかりと書かれています。
他にも、売上実績や受賞歴をアピールするのも効果的です。
また、SNSシェアボタンを活用するという手もおすすめです。
コンテンツが共有されやすい仕組みを作っておくことで、ブログなどで参照されやすくなり、参照リンクによる被リンク獲得が促進されます。
これは間接的なSEO効果が期待できる方法です。
さらに、ボタンの近くに「シェアすると最新情報をゲットできます」などといったシェアを促すマイクロコピーをプラスしておくとより効果的です。
マイクロコピーとも上手く組み合わせて、強力なコンバージョンボタンを作りましょう。
また、権威性については、以前こちらの記事でも詳しく解説しています。
ご参考にしていただけると幸いです。
信頼性(Trustworthiness)
信頼性とは、サイト上に掲載されている情報が信頼できるかどうかを示す指標です。
ネット社会においては相手の実態をつかみづらいため、信頼を獲得するには工夫が必要です。
例えば、通販サイトのzozoでは、フッター部分に会社概要、特定商法取引の他に、プライバシーポリシーやIR情報なども載せており、安心してサイトを利用することができます。
他にも、店舗を運営している場合はGoogleマイビジネスに登録するのも非常に有効な手段です。
まとめ
このように、E-A-Tを高めることはユーザーにとって有益なコンテンツとなるだけでなく、使いやすくまた訪れたいサイトとなっていきます。
また、マイクロコピーを組み合わせることでコンバージョンアップにも期待できます。
ユーザビリティの視点を持ってサイト改善をすることは、ユーザーとの接触機会やリピートを増やし、結果的に売上アップにも繋がるのです。
サイト改善の参考になれば幸いです。
参考:https://ipeinc.jp/blog/share5/
参考:https://www.switchitmaker2.com/seo/howtoe-a-t/
参考:https://www.profuture.co.jp/mk/column/6599
参考:https://seolaboratory.jp/39614/