【3ステップ】成約率が上がる検索窓の作り方
サイト内検索を使う人は、そうでない人より、2倍以上の成約率がある
ということが、ロンドンのエージェンシーBranded3の調査で明らかになりました。
つまり、売り上げアップの鍵は検索窓にあるということ!
今回は、成約率が上がる検索窓の作り方を3ステップで解説します。
費用0円で、誰でもできる超簡単な方法なので、ぜひ試してみてください。
①検索窓はできるだけ大きく
検索窓はできるだけ大きく、目立つように設計するのがコツです。
例えば、Amazonのサイト内検索はトップバーの半分以上を占めるほどのサイズになっていますね。
②サイト内検索の利用状況を把握する
あなたのサイトは現在、どのくらいのユーザーがサイト内検索を利用しているでしょう?
また、実際にどんな言葉を使って検索しているでしょう?
サイト内検索の利用状況は、Googleアナリティクスを使えば無料で調べられます。
(※「サイト内トラッキング」を有効化することを忘れずに!)
まず、検索クエリ(検索エンジンで検索されるキーワード)を調べてみましょう。
訪問者が実際に使っている検索キーワードが分かります。
顧客が検索している単語を特定できたら、商品名や、商品紹介ページを改めて見直してください。
そうすれば「検索結果がありませんでした」という状況を回避できるようになります。
検索結果の空振りによってお客さんを逃すなんて、もったいないですよね…
1日にたった数件でも、年間でかなりの利益を逃してしまいます。
”ユーザーが入力したものがデータベースに入っていない場合が常に存在します。私たちは、検索後に何も表示されない場合、何かが表示される場合よりもサイトを閉じられる可能性が2.5倍高いことを発見しました。”
ーーーエバ・マンズ(アナリスト)
③検索窓にマイクロコピーを入れる
Googleアナリティクスで実際に検索されているキーワードが特定できたら、成約率の高い順に並べ替え、検索フォームのプレースホルダーに入れてください。
商品点数が多い場合は、ザッポスのようにカテゴリーワードを入れてみましょう。
顧客が使う検索キーワードは継続的に把握し、アップデートすることが大切です。
アリエクスプレスの検索窓は、クリスマスなど季節ごとのキーワードもキャッチしていますね。
食べログでは「場所」「食べ物・店名・部屋のタイプ」「日付」「時間」「人数」と、幹事が真っ先に調べたい順番に検索フォームが並んでいます。
重要なのは、お客さんの頭の中や、思い浮かべているワードに、こちらが合わせること。
サイト内検索の滞在時間やページビュー数を増やすには、検索窓だけでなく、商品名、カテゴリー名、グローバルナビゲーションなどにも応用してみてください。