CVRの鍵を握る検索窓
通販サイトで最も利用するところはどこでしょう?
正解は、検索窓です。
ロンドンのエージェンシーBranded3によると、
「サイト検索をしていないユーザーの平均コンバージョン率が2.41%だったのに対し、サイト検索を利用したユーザーでは5.45%と2倍以上もアップする」
という事実が明らかになりました。
つまり、サイト内検索の利用と売り上げが密接に関わっているというのです。
それでは、、、
どうすればサイト内検索をたくさん使ってもらえるでしょうか?
価格.COMの検索窓
例えば、価格.COMでは「何をお探しですか?」という質問に加えて、メーカーや型番など、検索のヒントを与えています。
さらに、検索窓の下には、注目キーワードが流れるようになっているので、「いまもっともホットな商品」が一目で分かりますね。
クックパッドの検索窓
クックパッドの例も見てみましょう。
「料理名・食材名」に加え、「白菜、鶏胸肉、ハンバーグ…」など具体的な検索のヒントが豊富です。
あらかじめ食べ物のタイプや、入力フォーマットのヒントを与えておけば、ユーザーは困りません。
Airbnbの検索窓
また、Airbnbは、日時や人数などの適切なガイドに加え、まるで会話するように「行き先はどちらですか?」と語りかけます。
売り上げアップのコツは、
「これを使うのかな?」と考えるユーザーの
メンタルモデルに沿ってガイドすること。
もし、検索窓が真っ白だったら、、、
「どんな言葉を入力すれば良いのか?」迷いますよね。
どんなに良い商品、サービスを扱っていても、「使い方が分からないサイト」では意味がありません。
大事なお客さまを逃したくはないですよね…
お客さまが楽しんで、
つい買い物してしまう、
リピートしたくなるサイトとは?
次回、売り上げがアップする検索窓の作り方を実践編としてお届けします。