CVRがUPする問合せのマイクロコピー
突然ですが、クイズです。
これは、とある賃貸の資料請求ボタンですが、
お問い合わせ率(CVR)が高かったのはどちらでしょう?
Aパターン・・・「メールお問い合せ」
Bパターン・・・「空室状況を問合せ」
正解は・・・
B「空室状況を問合せ」です!
ABテストを行なったライフルホームズによると、「メールお問い合わせ」から「空室状況を問合せ」に変更した結果、問い合わせ率(CVR)が127%も改善したそうです。
「詳しくはこちら」ボタンはCVRが下がる?
CVボタンのマイクロコピーは、
ユーザーが次にとる具体的な行動に合わせた文言を使うことがポイント。
例えば、よくあるマイクロコピーのNG例に「詳しくはこちら」ボタンが挙げられます。
しかし、このようなコピーでは、アクセシビリティ* 上の問題を生じさせます。
※アクセシビリティとは、Web サイト上における情報やサービスへのアクセスのしやすさのこと。
つまり、その前の文脈をきちんと読んでいなければ、このボタンのリンク先で何ができるのかわかりません…。
だから、リンクのマイクロコピーは、具体的、説明的なものにしておくこと。
そうすれば、お客さんはわずか数秒で判断し、最短距離で目的の情報まで辿り着くことができます。
Amazon プライムの成功事例
例えば Amazon プライムのボタンには、一目見ただけでもわかりやすいコピーが使われています。
このように、リンクボタンのマイクロコピーでは、
次のページでできることを具体的に予告するといいでしょう。
もし、ライバルと同じ商品を売っているのに、売り上げに大きな差が出ているようなら・・・
「サイトの使いやすさ」にも原因がある可能性があります。
一番手っ取り早い改善策が、ボタン周りのマイクロコピーを見直すこと。
『すべてのセールス動線が、使いやすさの上に成り立っている』
ということを忘れないでおきたいですね。
ライフルホームズのCVボタン改善
余談ですが・・・
2021年1月現在、ライフルホームズのCVボタンはまた少しデザインが変わっていました。
文言は「空室状況を問合せ」のままですが、
文字のサイズがより大きく、読みやすくなっています。
細かいABテストを繰り返し、最もCVRの高いボタンを追求する姿勢が素晴らしいですね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。