A/Bテストを実行するのに最適なタイミングとは?
答えは、「常に」です。
マーケティングの世界では、こんなジョークがあります。
A/Bテストは「AlwaysBeTesting」の略である。
今回は、ウォールステッカーの通販サイトWall Monkeysの事例を紹介します。
彼らはA/Bテストを繰り返した結果、なんと・・・550%もCVRが改善しました。
元のページだって、一見なんの問題もないように見えますよね?
画像は魅力的ですし、見出しも、CTAも、うまく機能しそうです。
しかし、WallMonkeysはもっとCVRを上げるために、ホームページの最適化を追求しました。
彼らが注目したのは、ヒートマップです。
Crazy Egg Heatmaps というヒートマップツールを使い、ユーザーの行動を分析しました。
見出し、CTA、ロゴ、検索、ナビゲーションバーに多くのアクティビティがあることが分かりますね。
WallMonkeysはまず、画像を変えてA/Bテストをしました。
その結果、27%も効果改善。
これだけでも素晴らしい結果ですが、彼らはさらにテストを継続しました。
そして、スライダーを目立つ検索バーに置き換えた結果・・・
CVRが550%もアップしたのです!
2つの成功理由
CVRがUPした2つの理由とは下記のポイントです。
- データに基づいて仮説を立てたこと
- 1回の成功で満足しなかったこと
あなたがもし、ウェブサイトのCVRをもっと上げたいなら、、、
まず、ヒートマップツールやGoogleアナリティクスなどでデータを取って仮説を立ててください。
注目するポイントはたくさんあります。
- 購入ボタンなどのCTA
- 見出しのコピー
- 画像イメージ
- サイトの構成
- さまざまな動詞や形容詞
- フォントのスタイル、サイズ etc…..
そして、常にテストを続けて、ユーザーについて詳しく学びましょう。
ユーザーを見込み客から顧客に変えることができれば、莫大な利益の可能性が広がります…!
1回や2回の改善で満足せず、A/Bテスト(AlwaysBeTesting)をどんどん実行していきたいですね。