以前話題になった音声SNS、
「Clubhouse(クラブハウス)」。
使ってみたことはありますか?
当時SNSカテゴリで第1位だったのこのアプリは、起業家のPaulDavisonと元GoogleスタッフのRohanSethによって設立されました。
日本での認知は2021年からでしたが、米国時間2020年5月15日には時価総額1億ドル(約107億円)と発表され話題に!
・招待制のSNS
・iPhoneのみでアンドロイド未対応
という制約があるにも関わらず、凄まじい成長スピードでしたよね。
かつて大流行したmixiしかり、「招待制」や「限定」の魔力を改めて思い知らされました・・・
そんなClubhouseですが、マイクロコピー、UXの観点で見ても素晴らしいアイデア満載のアプリでした。
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■アプリインストール直後
アプリをインストールしてはじめに出てくるのがこの画面。
” 🎉 ようこそ!”
クラッカーの絵文字つきでいきなり歓迎ムードですね。
アカウントの登録作業というのは、誰にとっても面倒くさいもの。
しかし、このように相手のアクションに対して、ねぎらいや歓迎の言葉をかけるだけでも、ユーザーの満足度につながります。
登録ボタンのマイクロコピーも「ユーザー名を取得する」と、次のアクションが明確で良いですね。
■登録ページ
端末の電話番号を入力してSMS認証をする場面も、サポートが細やかです。
“受け取ってませんか?タップして再送”
名前を入力するときにありがちな「実名?ニックネーム?どっち?」という疑問にも、ハッキリ答えてくれます。
”Clubhouseではみんな本名を使ってます。ありがとう!”
わざわざ使い方を検索させたり、間違った入力でイライラさせるのは、ユーザーを逃し、悪評を立たせるもの。
だからこそ、こういった場面では「ユーザーを正しく導く」マイクロコピーが肝心になります。
■高いユーザビリティ
Clubhouseはとても説明上手なアプリなので、初心者でもストレスフリーです。
言葉遣いが適度にカジュアルなのも特徴的ですね。
(↓スピーカーとして招待されたときの画面)
”〇〇がスピーカーとしてあなたを招待しています”
”今度にしようかな?”
”スピーカーとして参加”
(↓発言する方法について説明する画面)
”手を挙げますか?あなたが言いたいことがあるとスピーカー達に知らせます”
”気にしないで”
”手をあげる”
ユーザビリティをとことん考え、ファンを増やす工夫が満載のClubhouse。
大流行したのも納得ですね。
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会員登録、
問い合わせ、
商品の購入など。
お客様に何かアクションしてもらいたいとき、「疑問や引っかかる点がそこにないか?」改めて考えてみましょう。
そして、「メッセージに感情を乗せられないか?」考えながらマイクロコピーを設計してみてください。
ありがとうございます、
お疲れさまでした、
おめでとうございます。
どんな声がけでも構いません。
親しみのあるトーンにしたり、絵文字を使ってみるのも良いでしょう。
小さな箇所のメッセージの積み重ねが、さらなるアクションを引き出します。
たったそれだけであなたのファンが増えていくなんて、素晴らしいと思いませんか?
マイクロコピーを上手に使って、ぜひ、あなたのファンを増やしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました👋