メルマガ登録を増やす13のマイクロコピー

メールマガジンは強力なマーケティングツールの一つです。ブランドやサービスの最新情報を無料で宣伝したり、顧客と親密な関係を築いたり、注文や来店に繋ぐことができます。

しかし、問題は、すでに見込み顧客の受信ボックスはたくさんのメールに溢れ、新たに登録するのは気が進まないものであるということ。

「本当に読む価値があるのか?」「スパムメールが届いたら嫌だな…」といったリスクを越えて、登録に踏み切ってもらうためには、説得力のある理由が必要になります。

今回はマイクロコピーを使ってメルマガ登録率をアップさせる方法を、具体的な事例とともに解説します。

登録したくなるマイクロコピー

「メルマガ購読はこちら」「メールマガジン購読フォーム」とだけ書かれたシンプルすぎるフォームは、退屈な印象を与えます。「私のメルマガはつまらない」と言っているようなものです…。

ユーザーの興味をひくためには、登録ボタン周りにマイクロコピーを添えて、ワクワクするようなフォームを作る必要があります。

魅力的なヘッドライン

メルマガ登録を促す方法の一つが、マイクロコピーでベネフィットを伝えることです。

代表的なヘッドラインとしては「ニュースレターを購読すべき○つの理由」のような形式ものがあります。

AWeberでは、何年も放置状態だったオプトインページを、魅力的なヘッドラインを加えただけで成約率が321%アップしました。

個性的なリードコピー

個性的なリードコピーを使うことで、メルマガの雰囲気やトーンを伝えることができます。

例えば、世界の醸造ビールに関する情報発信サイトGood Beer Huntingのメルマガ購読フォームは親しみやすい印象を与えます。

「地ビールを探す旅、新商品、GBHや世界中のイベントなど最新情報をお届けします。無性にビールが飲みたくなるメルマガですー良い意味でね。」

実際に登録した人の口コミを入れる

ユーザーに行動してもらうには、実際に会員登録した人の口コミも有効です。

マリー・フォレオのメルマガ購読フォームには、このような印象的な口コミが載っています。

「メールマガジンを購読して、密かに、もっと配信してほしいと思ったことなど、これまでありませんでした。ーケイトリン」

もし、あなたのメルマガ読者に著名人がいれば、推薦の声をお願いしてみるのも良いでしょう。権威性が増し、高い価値があることを伝えられます。

読者数をアピールする

登録が増えてきたら、読者数をフォーム周りに添えることも有効です。

アメリカの人気ブログWAIT BUT WHYは、人工知能、宇宙空間の話題からエッセイまで、幅広いテーマについて、ゆるいイラストとともに紹介するブログです。メルマガ購読フォームを見てみると、なんと「購読者が608,367人」もいるみたいですね。

このようなマイクロコピーが添えてあると、「60万人が購読しているなら、きっと面白いに違いない!」と思いますよね。

ロバート・チャルディーニの『社会的証明』を上手に活用した例と言えます。

数字を使ったマイクロコピーはSNSボタンにも有効です。WAIT BUT WHY では、ユニークなイラストとともにFacebook、Twitter、Instagramそれぞれのフォロワー数をしっかりアピールしています。

ボタンに「送信」は使わない

ソーシャルメディアの専門家ダン・ザレラによると、「送信」ボタンを使われているページは他の用語を使用したものよりもはコンバージョン率が低いことが分かっています。

「送信」の代わりに、アクション志向のイキイキとした言葉を選ぶようにしましょう。例えば「無料で受け取る」「今すぐ参加する」などがあります。

copyhackers.comのメルマガ購読フォームのボタンも素晴らしい例です。新しい記事、ビデオ、イベント情報をメルマガで配信することについて「はい、私に知らせて!」というボタンを使っています。

登録しない理由をなくすマイクロコピー

どんなに魅力的なオファーでも、人間は「行動しない理由」を常に探しているもの。行動にはリスクが伴うからです。

例えば、メルマガ購読なら「スパムメールが送られたら嫌だな」「毎日送られてきたら鬱陶しいな」といったリスクがあります。

登録フォームにはユーザーの不安を解消するマイクロコピーを添えましょう。

スパムメールは送りません

Barking Up the Wrong Treeのメルマガ登録画面は、「No spam, ever(スパムは決して送りません)」というマイクロコピーで安心させてくれます。

ヘッドラインには“Join over 320,000 subscribers!” とあり、32万人以上の購読者がいることを数字でアピールしているところも上手いです。

いつでも解除できる

いつでも解除できるメルマガなら、気軽に登録できますよね。

GoodUIというサイトでは、登録フォームに「いつでも解除できます」と書いています。

配信頻度をあらかじめ伝える

初めて登録するメルマガで気になるポイントの一つが、配信頻度です。

カルチャーニュースサイトCINRAでは、「毎週火曜日に」と配信頻度をあらかじめ伝えてくれます。

配信頻度を選んでもらう

ユーザーに配信頻度を選んでもらうという方法もあります。

Susan CainのサイトQUIET REVOLUTIONのメルマガ登録入力フォームでは、3択の中から配信頻度を選ぶことができます。

「毎日」「週間ダイジェスト」「月間ダイジェスト」

何分で読めるか?

メルマガの内容によっては、「手軽に読めるかどうか?」という点も気になるもの。

アメリカで近年急成長中のニュースレターメディアMorning Brewは、5分でビジネスニュースを読めるという手軽さをアピールしています。

「たった5分で賢くなろう」

購読完了ページのマイクロコピー

アカウント作成後に表示される購読完了ページでできるのは、登録に成功したことを伝えるだけではありません。

ブランディングや、さらなるオファーに繋げることが可能です。

ユーザーと良好な関係を作る

購読完了ページでは、ブランドの個性を示し、実際の人と話しているような印象を与えてユーザーと良好な関係を作ることができます。

たとえば、マリー・フォレオのメルマガに登録すると、このような成功メッセージが表示されます。

「誰よりも素敵なあなたへ!MFの会員になってくれてありがとう。お近づきに慣れて光栄です。ウェルカムメールをあなたの受信ボックスに送ります。(略)」

エレガントなトーンですが、ユーザーに親しげに語りかけるような印象も感じられますね。

もちろん、このようなコピーを考えるときは、あなたのブランドのボイスアンドトーンに合わせることを忘れないようにしましょう。

ボイスアンドトーンは、4つのステップで簡単に作ることができます。
詳しくは、こちらの「ボイスアンドトーンの作り方」をぜひご覧ください↓

>>ボイスアンドトーンの作り方を見る

「追いオファー」でCVRアップ

相手が何かアクションをしてくれた直後は、さらなるコンバージョンの可能性が高くなります。

Zenhu.comのメルマガ購読完了ページでは、SNSでシェアしてもらえるよう、このようなマイクロコピーを添えています。

「誰かを喜ばせてあげましょう。ぜひお友達にこれをシェアしませんか」

価値のあるコンテンツを手に入れたとき、人は誰かに教えたくなるもの。

あなたの提供する商品や情報がどんな形であれ、「価値がある」と感じてもらうことができれば直後にシェアされる可能性は高まります。

注意すべきダークパターン

「ダークパターン」とは、故意にユーザーを騙すことで、短期的な利益を得るUIデザインやセールスプロセスのことです。

仮に故意でなくとも、ユーザーからダークパターンとして認識されることは売り上げの減少につながります。

解除リンク

メルマガを解除してほしくないあまり、テキストサイズや色のコントラストで故意に見つけにくくしているサイトは多く存在します。

例えば、amazon.comでは通常のリンクカラーを青に設定しているのに対し、解除リンクである”unsubscribe here”のみコンストラストの低いグレーのテキストを使用していました。

しかし、このようなデザインはユーザーから「ダークパターン」として認識されかねません。

クレームに繋がったり、不満に対する口コミが拡散されたりします。(不満を持ったユーザーはその事実について平均9~10人に拡散すると言われています…!)

色やサイズを過度に「見えにくく」設計するのはやめておきましょう。

まとめ

今回は、メールマガジンの登録率がアップする登録フォームの作り方を、具体的なマイクロコピー事例とともに解説しました。

メルマガは強力なマーケティングツールの一つですが、登録に踏み切ってもらうためには、魅力や安心感をしっかり伝える必要があります。

ぜひ今回ご紹介したマイクロコピーを使って登録率をアップさせてくださいね。

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