A/Bテストとは

A/Bテストとは

A/Bテストとは、ウェブページの一部分が異なる「Aパターン」と「Bパターン」を用意して、 どちらが優れているかを判断するためのウェブテストとのことです。 例えばウェブページに100人からのアクセスがあれば、50人にはAパターン、もう片方の50人に はBパターンを見せて、成約率の優劣を明らかにします。 そうすることで、限られた広告予算を、成約率の高いページに注ぐことができるため、結果的 に多くの売り上げを手にすることができます。

A/Bテストツール

最も知られるものではGoogleアナリティクスのウェブテストツール、そのほかにも国内外 の企業から様々なA/Bテストツールが提供されています。

・Optimizely https://www.optimizely.com/
ディズニーやソニーなど、世界的企業を含む7000社以上が導入しているオプティマイ ズリー。解析用のタグをコピー&ペーストで設置することですぐに利用できます。また、 コードを書く知識がなくてもドラッグ&ドロップで、Aパターン、Bパターンのページを簡 単に設定できるのも特徴です。CEOのダン・シロカーはオバマのオンラインキャンペーン で大活躍した中心人物でもあります。

・Visual Website Optimizer(VWO)https://vwo.com/jp/
世界2位のシェアを誇る、インドのWingfy社提供のA/Bテストツール。海外ではOptimizely と比較されることが多いようです。有料ツールの中でも「価格は競合の1/3以下」という低 価格性を打ち出し、標準でヒートマップの解析機能が入っている点が特徴です。こちらも HTML/CSSの知識やデザイナー不要でA/Bテストを実施することができます。

・Kaizen Platform https://kaizenplatform.com/ja/
カイゼンプラットフォームは、国内の大企業を中心に広く導入されているサイト改善ツー ルです。Web上の管理画面でテストパターンを簡単に作成できるのはもちろんのこと、登 録されている1000名近いグロースハッカー達から改善案を集めることができます。逆にグ ロースハッカーとして登録し、企業のサイト改善に貢献することで報酬を得ることもでき ます。

A/Bテストを行う上でのポイント

A/Bテストを行う上で重要なステップ

1. 現在の数値を取得する
2. 目標を設定する
3. 仮説を立てる
4. 仮説を数値で表してみる
「○○をすると○%CVRがアップする」
「○○すると○%買い物かごの離脱が減る」
5、仮説の数値を実証してみる
6、後追い調査

A/Bテストを行う上で必要なサンプル数 サイトの規模により異なりますが、統計的には最低で350件必要と言われています。しか し始めたばかりのサイト等で短期間に多くのサンプルが集められない場合は100件が目安 と言われています。

まとめ

以前はWEBサイトの改善を行う手法としてはリニューアルを行うことでしたが、大きなコスト が必要となる上に必ずしもよい方向にサイトが改善するとは言えないものでした。それに対し てA/Bテストは仮説を立てながら繰り返し行うことでより高い成約率のWEBサイトに改編して いくことが出来るというメリットがあります。

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