視点を変えてCV106%増!ユーザー目線で考える数字の使い方

事例, 作り方

マイクロコピー編集部


マイクロコピー編集部です。売れるための最強の一言である「マイクロコピー」を広めるため、日々マイクロコピーの有用性を発信しています。


今日のテーマは数字の見せ方についてです。

ユーザー目線に立って、数字の見せ方を変えることで、コンバージョンが106%もアップした事例をご紹介します。

成功事例:保険の申込率を大幅改善

とある医療機関で保険の申込み数を増やすため、セールスメールの改善が行われました。

数字の表記を簡単なものに変えた方がユーザーの理解が進み、結果として申込み数が増えるのではないかと仮説が立てられたのです。

そこで、メッセージの内容は変えず、数字の表記だけを変えてA/Bテストが実施されました。

A.3人のうち2人が保険料を節約できる

B.66%の人が保険料を節約できる

さて、結果はどうだったでしょうか。

勝利したのは・・・Aでした。

「66%」から「3人のうち2人」という表記に変えただけで、申込み数が106%増加しました。

申込数が増加した理由とは?

なぜAが勝利したのか。

それは、小さい数字の方が理解しやすく、イメージしやすいからです。

例えば、

  • 1日100円分の節約ができます。
  • 1ヶ月で3000円分の節約ができます。

この2つの文では、後者の方が多く節約できた気がしませんか。

結果は同じでも、表記や単位が変わると受ける印象が全く違いますよね。

では、もう一つ数字を使った事例をご紹介します。

割引額を表記したもとのパターンA

これに元の金額と割引後の価格を加えたパターンB

検証の結果、Aに比べてBはなんとクリック率が7.19%向上しました。

ユーザーが本当に求めている具体的な数字を明記することによって、よりお得感が伝わった良い事例ですね。

ただ数字を表記するだけでなく、ユーザー目線に立って「具体的」かつ「理解」できるように情報を示すことはとても重要です。

サイト改善のヒントになりましたら幸いです。

参考:https://dlpo.jp/which-numeric-format-worked-best/
参考:https://webtan.impress.co.jp/e/2011/11/07/11397/page/2

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