カゴ落ち対策で売り上げを伸ばす9つの方法

事例, 基礎知識, 考え方

カゴ落ちとは、お客さんがECサイトで商品をカートに入れたのに購入せずにサイトから離れてしまうことです。

ユーザーコンバージョンの最適化コンサルタント、ヘーゼル・ボルトン氏によると年間売上高10億ドル以上のトップ23位のサイトの平均カゴ落ち率は7割にも及ぶそうです。
その損失はそれぞれ30億ドルに当たるとされています。

このように売り上げに大きな影響力があるとなると、カゴ落ちを見過ごしてはいられませんね。

では、カゴ落ちの原因にはどんなものがあるのでしょうか。

まず、送料や手数料などの追加費用が高いことがあげられます。

ベイマード社が4,384人の消費者に行ったカゴ落ちについての調査で、カゴ落ちになる原因のトップは「送料・手数料など追加費用が高い」がであることがわかりました。


Cart Abandonment Rate Statistics 2023 – Cart & Checkout – Baymard Institute

お客さんが想定していたよりも追加費用が高いと、購入をやめてしまいます。
また、追加費用を含めた合計金額を事前に把握できないと、お客さんは購入を控える傾向が高まります。

次に、決済に関してですが、決済にアカウント登録が必要となるとお客さんは面倒くさく感じるものです。
決済までの手順が複雑なら、いっそうストレスを感じるでしょう。
その上、普段使っている決済方法が選べないとなると、もう、お客さんがページを閉じてしまうのも仕方ありませんよね。

また、サイトの安全性はお客さんにとって何よりも重要な問題です。
クレジットカード情報の入力・登録をする瞬間には、お客さんは「個人情報が流出しないかな…」という不安を抱きます。
もしも入力中にエラーが起きようものなら、始めからから情報を入力しなおすのは面倒な上に、そんな不安定なサイトに大事な個人情報を預けるのは怖いと感じるかもしれません。

そして、返品について明示されていないサイトには、購入する側は抵抗感があります。

ECサイトを運営する上では、ごく一般的な内容だと感じられたのではないでしょうか。
でも、実際にはカゴ落ちによって機会損失が発生しているのです。

では、どのようなカゴ落ち対策を行えばいいのでしょうか。

送料や手数料などは無料にする

送料や手数料などはなるべく無料になるようにしてみましょう。
すべてに対して無料にするのが難しければ、特定の商品に限って「送料無料」にする方法もあります。
決済より前に追加費用を含む合計金額がわかるようにすることも大切です。

なぜなら、公益財団法人流通経済研究所が全国約1万人のショッパーを対象に実施したアンケートによると、「注文操作のわかりやすさ」を重視する人が最も多いことが明らかになったからです。


http://eczine.jp/news/detail/9144     

会員登録なしで購入できる

なるべく会員登録なしで購入できる選択肢を設けましょう。
なぜなら、ショッピングアプリを提供する株式会社マージェリックが実施した20代~60代の男女を対象にネットショッピングに関するアンケート調査では、アカウント登録の面倒さから購入を辞めたことがある消費者はは62.8%にも上ったという結果が出ています。
ここからもわかるように、会員登録なしで購入できるようにしてみましょう。
会員登録がある場合は、そのプロセスを簡単にしてください。

https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/45334 

入力項目を減らす

お客さんが入力する項目を減らすことで、少ない画面の移動で済むように手順を簡略化しましょう。

例えば、郵便番号による住所検索や住所自動入力、半角・全角の自動変換などでより入力の手間を減らせます。

また、お客さんの入力をサポートするマイクロコピーを使うことでもカゴ落ちを防ぐことは可能です。
今すぐ、無料でできるので、あなたのサイトにもマイクロコピーを取り入れてみませんか。
>>EFOとは?無料でコンバージョン率をアップさせる8つの改善ポイントもぜひ参考にしてください。

追加費用は商品ページにも明記

商品説明欄に送料の明示を行ったり、税込価格であることも知らせてください。

https://item.rakuten.co.jp/nattokushop/sk1231/

セキュリティ対策で信頼性を高める

セキュリティ対策が万全だということを、お客さんにしっかり伝えてください。
例えば、ヨドバシカメラの通販サイトではSSL証明書のロゴを表示して、お客さんが安心して買い物ができるようにしています。


https://order.yodobashi.com/yc/shoppingcart/index.html?next=true

サーバーを強化してシステムを安定させる

決済ページでエラーやクラッシュが起こることは、ECサイトにおいて致命的です。
また、表示スピードの遅さもカゴ落ちの原因になります。
商品をカートに入れてもらえたとしても、決済ページへの移動が遅ければ、途中でお客さんがサイトから離脱する可能性は高まってしまうのです。
サーバーを強化し、Webサイトの動作を改善してお客さんが快適に買い物できる環境を整えることも、重要なカゴ落ち対策のひとつと言えます。

幅広い決済手段を用意しておく

ECサイトでの決済方法として最も一般的なクレジットカードは必ず使えるようにしておきましょう。
さらに、クレジットカードを使いたくない人やクレジットカードを持てない若年層のことも忘れないでください。
そういった人に向けて、コンビニ決済やキャリア決済、ID決済、後払い決済など幅広い決済手段を用意することが重要です。

例えば、ユニクロではクレジットカードやデビットカード払い、PayPay支払い、d払い、支払い後にお届け先へ発送するユニクロ店舗レジ支払い、代金引換払いなど幅広く対応しています。

https://faq.uniqlo.com/articles/FAQ/law/

返品や交換のポリシーは明確にする

返品・交換のポリシーは、目立つ位置に提示しておきましょう。
返品可能なのは商品到着から何日以内か、開封後も交換は可能か、送料はどちらが負担するかなど、具体的にわかりやすく記載することが重要です。

ZOZOTOWNでは返品可能な例として「サイズが合わない」「イメージと違う」「注文を間違えた」など具体的な言葉で説明してあります。


https://zozo.jp/_help/default.html?id=5ece39d49ed84e001ea6e369

 

カゴ落ちメールを送る

カゴ落ちメールを送りましょう。
カゴ落ちメールとは、ECサイトの利用者に対して「カートに商品が残っている」ということを思い出してもらうために送信するメールのことです。
在庫を確保するためや他のサイトと値段を比較するために、商品をカートに入れる人もいます。
一度は興味を持った商品であるため、カートに入れていることを思い出すと購入につながる可能性があります。

 

まとめ

今回はカゴ落ちの原因とその解決法9つをお伝えしました。

解決法のひとつひとつは特別なものはなく、対策が可能なものばかりです。

あなたもカゴ落ちのお悩みを解決しませんか?

「カゴ落ち対策をプロにやってもらいたい」という方は、マイクロコピーの添削サービスもやっておりますのでぜひご活用ください。

>>カゴ落ち対策をやってもらう方はこちら

参考:https://www.sbpayment.jp/support/ec/abandoned_cart/ 
参考:https://atone.be/blog/20324007/ 
参考:https://kaizenplatform.com/contents/dropped-basket

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