マイクロコピーを使えば、
ビックリするぐらい、結果が出ることがある。
しかも、他のライバルに気づかれることは、
ほとんどないだろう。
マイクロコピーは、気づかれにくいために、
一部の人たちでしか使われてこなかった。
誰しも効果があるものは、秘密にしていたいものだ。
特に簡単な例として、
「無料」の位置を変えたことだ。
本当にコレだけ。
結果は、資料請求の成約率が1.5倍になった。
もっと詳しく書くと、
「資料を無料ダウンロード」
↓ ↓ ↓
「無料で資料をダウンロード」
と「無料」の順番を変えただけだ。
信じられるだろうか?
信じなくてもいいが、
マイクロコピーの世界では、
こんなことは当たり前だ。
先ほどの例で分かるのは、
画面の向こう側の顧客は、
最初の文字しか見てないってことだ。
分かるだろうか?
最初の文字は、「資料を」と「無料で」だ。
とっさの判断は、イメージだ。
資料を読んでいるところをイメージするか、
財布が守られることをイメージするか。
初めて訪れたサイトなら、
あなたは、どちらがいいだろう?
逆に顧客は、必要かどうか、
あまり考えたくないんだ。
全員がそうとも言い切れないが、
大体は当てはまる。
考えたくはない生き物なんだ。
長い取引がやっと終わって、喉も渇いたし、
ホッとしたくてカフェに行くと、
「コロンビア産、メキシコ産、エチオピア産、
他にもありますが、どのコーヒー豆がいいですか?」
って聞かれたらどうする?
いや、俺はコーヒーが飲みたいんだ!
なんでもいい!余計なことは考えさせないでくれ!!
となるだろう。
余計なことはさせまいと、
入り口に書いてあったとしても、
気づく人は少ないはずだ。
このコーヒー屋なら、
ツウが通うようになるかもしれないが、
資料を集めたいってマニアは、そうそういないだろう。
ライバルを除いてね。
ちなみに、マイクロコピーの本では、
25Pに、この事例が書いてある。
(Amazonで見てみる)
初めてのお客さんに、
最初に何をイメージしてもらいたいだろうか?
余計なことはしなくていい。
そのイメージさせたいものを、
最初に持ってくるんだ。
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