UXライターのいないプロダクトチームのための6つのマイクロコピーチェックリスト

事例, 作り方, 考え方

著者はコンテンツ・デザイナー兼UXライターのRyan Cordellです。彼は言葉を使って、ユーザーの要望を解決するための経験を提供しています。

この記事は”A 6-point microcopy checklist for product teams without UX writers“の翻訳転載です。
配信元または著者の許可を得て配信しています。


どのプロダクトチームにも、ウェブサイトのすべての単語を作成する専任の担当者がいるわけではありません。

しかし、残念ながらそれは、あなたがその不足を補わなければならないことを意味します。

あなたが多分野におよぶチームの中でどのような役割(プロダクトオーナー、開発者、ビジュアルデザイナー、検査員、その他)を果たしていたとしても、その責任者はあなたです。

つまり、ユーザーが製品を操作し、使用し、楽しむのを助ける言葉をあなたが自分のものとして管理する必要があります。

中途半端なマイクロコピーは中途半端なデザインであり、それは中途半端な製品を意味します。

誰もインターフェースのデザインをしていないのであれば、あなたが自分でやってみましょう。
自分に資格がないからといって、それができないと思う必要はありません。

私は、そのお役に立てればと思い、チェックリストを用意しました。

このチェックリストをチームに配り、あなたの最終基準や達成することの定義に追加し、その言葉が思うように機能していないことに気づいたら、はっきりと指摘するようにしましょう。

マイクロコピーのチェックリスト(抜粋部分のみ)

  1. そのコピーは役に立つか?
  2. それは簡潔か?
  3. それは透明性があるか?
  4. それは人間的か?
  5. コピーはデザインの中にあるか?
  6. それは本当に役に立つか?

1. そのコピーは役に立つか?

マイクロコピーはすべて、ユーザーがタスクを完了するのを手助けするべきであり、教育し、説明し、プロセスを単純化するために存在します。

もしそれがユーザーの助けにならないのであれば、なぜそこにあるのかを疑うべきでしょう。

例えば、エラー表示です。
これは、タスクを完了するために何らかの問題があることをユーザーに伝えるものです。
そのため、どのようにその問題を乗り越え、目標に到達するかを説明する必要があります。

これは、ログインに失敗した画面に “Forgotten password”(パスワードをお忘れの方)というリンクを提供するような簡単なことかもしれません。

単に入力が間違っていると、述べるだけではありません。

役に立たなければ、それは不要です。
UXライティングは、書くことと同じくらい、徹底的な編集が必要なのです。

2. それは簡潔か?

99%の場合、最初のコピーは文字数が多すぎます。

だから、あなたが書き留めたり編集したりするもののすべてをあざ笑い、まるで明日がないかのように考えてください。

Hemingwayアプリのようなツールは、あなたのコピーを明確かつ要点を押さえるのに役立ちます。
確かにこれは、創造性を鈍らせるかもしれませんが、無駄な時間を削減するのに効果があるでしょう。

長い単語や複雑な文章は、学校(の先生)に対してしか、あなたを魅力的に見せません。
現実社会では、あなたは混乱しているか、気取っているように見えるでしょう。

受動態ではなく、能動態を使うようにしてください。
より迫力があるだけでなく、行動を促し、理解を助ける可能性がはるかに高くなります。
Hemingwayはその助けにもなるでしょう。

簡潔であることは、ユーザーがより早く仕事を完了するのに役立つだけでなく、インターフェースをシンプルに保ちながら、デバイスを問わず価値のあるものにします。

3. それは透明性があるか?

その理由は明らかですか?

あなたは子供の頃、何でも疑ってかかったことを覚えていますか?

「野菜を食べなさい。」

「なんで?」

「これは体に良いからよ。」

「なんで?」

私たちは、幼い頃からあらゆることに疑問を抱き、未知のものに対して不快感を抱きます。

そして、インターネット上にはどんな形であれ、答えのない質問があふれているのです。

「Eメールアドレスを教えてください。」

「なぜ?」

「…。」

「電話番号を教えてください。」

「なぜ?」

「…。」

UXライティングが優れていれば、ウェブサイトや製品とのやりとりは、まるで会話のように感じられるでしょう。
私たちのインターフェースがユーザーに疑念を抱かせる場合、それは一方的なものに感じられ、摩擦が生まれます。

ユーザーは、あなたの意図が明確であればあるほど、あなたと関わりを持つ可能性が高くなります。

彼らは、あなたがデータを収集する理由を知りたがっており、いくつのステップが一連の流れの中にあるのかを知りたがっているのです。

だからこそ、可能な限り最新情報を常に把握しておきましょう。

4. それは人間的か?

あなたは「B2B」向けのクラウドプラットフォームのために、最も機能的なUXコピーを書いているかもしれませんが、常にスクリーンの先にいる人間のためにそれを書く必要があります。

B2B は、文章の観点から見ると、誤解を招く、でたらめな用語です。
あなたは常にユーザーに向けて文章を書いているため、あなたのコピーは常に、ある人間が別の人間に向けて書いたように聞こえないといけません。

簡単な英語を使い、知識を前提とせず、一般人が使わないような複雑な専門用語は避けましょう。
できるだけ多くのインタビューや テストに参加し、ユーザーがどのように話すかを理解することから始めましょう。

10 件中 9 件で役立つルールが 1 つあります。
それは「調べる必要がある場合は、それを使用しないこと」です。

5.コピーはデザインの中にあるか?

さて、あなたのコピーは透明性があり、簡潔で役に立ちますが、これだけでは十分とは言えません。

あなたは、視覚的要素や技術的要素を考慮する必要があるでしょう。

だからこそ、言葉のデザインは、その前でも後でもなく、他の過程と並行して行うことが重要なのです。

例えば、あなたがあるフォーム欄に、完璧でユーザーの助けになるコピーを書いたとします。
その後、スクロールを減らすために、このコピーは項目内に配置されることになりました。

ユーザーが情報を入力し始めると、せっかく作ったコピーがすべて消えてしまい、エラーのリスクが高まります。

どんなにいい言葉でも、消えてしまってはその役割を果たせません。
そのため、フレーズは構想段階で入れましょう。

また、文字のかわりに破線を使わないようにしてください。

私はできるだけ早い段階から、見た目、言葉、特徴のすべてが共通の目標に向かって機能しているか、シャープペンシルを使って多くの時間を費やし、確認します。

6. それは本当に役に立つか?

言葉のテストをしましょう。
もしかするとあなたのチームには、本格的なユーザーテストを行う予算がないかもしれません。

それをする時間さえないかもしれません。
しかし、ゲリラテスト(テストの対象や操作手順を定めずに、その場の思いつきで不具合などがないかを検証する手法)は常に存在します。

オフィスのあちこちにいる人々の話を聞いたり、コーヒーをごちそうしたりして、彼らが考えていることや洞察力を提供してもらいましょう。

たとえ彼らが、必ずしもあなたのターゲットユーザーでなくても、分かりやすさや階層構造、そのコピーがユーザー体験の助けになるかどうかを検証するのに役立ちます。

誰かと話す前には、お手洗いにいくことを忘れずに。
そして下記を考えてみてください。

  • 対話の目的‥そのコピーはユーザーの仕事を完了させるのに役立ちますか?
  • 編集‥全ての言葉が必要でしょうか?それとも減らすことができるでしょうか?
    ユーザーはあなたが言ったことをすべてを気にしているでしょうか?
    使いやすくするために、本当はもっと多くの言葉が必要なのかもしれません。
  • 付加価値‥もっと情報を提供したり、もっと役に立つ方法はないでしょうか?
    ユーザーは他に何を知りたいと思いますか?

インターフェースのマイクロコピーが、あなたの目的に合っているかを検証するためにも、これを中心に対話を組み立ててください。

ユーザーからの質問をメモし、それが共通のテーマであれば、その答えを2回目のやり取りに反映させましょう。

たとえ製品を出荷した後でも、頻繁にデータを参照するようにしてください。
コピーを変更することで、あなたの目指す結果に近づくことができるのです。

すべての人に責任がある

ここではごく一般的なことを書きましたが、この簡単なリストが、あなたの主なスキルが何であれ、ライティングをあなたのプロセスに取り入れるきっかけになれば幸いです。
文字のデザインを誰かに依頼することは、常に最良の選択です。

それが不可能な場合は、チームの責任として、それがおろそかにならないようにしましょう。

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