「お探しのページが見つかりません」
無効なリンクをクリックしたときや、ページが削除されたときに表示される404エラー(not found)ページ。
無機質なデフォルトの代わりに、カスタム404ページを用意しましょう。
ブランドの個性を表現した楽しい404メッセージは、直帰率を下げ、全体のコンバージョンをあげてくれます。
今回は、発見するとむしろ嬉しくなってしまう404ページの事例10選をご紹介します。
■Amazon
世界で一番有名なカスタム404ページがAmazonかもしれませんね。
「ごめんね」というメッセージとともにAmazon社員の愛犬の写真と名前がランダムに表示されます。
https://www.amazon.com/404
(↑このページをリロードすると無限に犬が見れます)
「Meet the dogs of Amazon」と書かれたリンクへ飛ぶと、Amazonのオフィスでイキイキと過ごす犬たちのショートムービーが流れました。犬好きにはたまりませんよね・・・
さらにこちらの404ページでは、検索窓とトップページへのリンクをつけることで離脱をしっかり防いでいます。
■WWFジャパン
WWF(世界自然保護基金)ジャパンの404エラーページでは、絶滅した動物がランダムで表示されるようになっています。
エラーが出たWebページも、絶滅動物も、永遠に失われてしまった・・・。
深いメッセージ性がありますね。
■GitHub
ソフトウェア開発のプラットフォームGitHubの404エラーページは、スターウォーズエピソード4のパロディです。
「This is not the web page you are looking for.」というメッセージも、劇中のセリフ「These are not the droids you’re looking for.」が元ネタになっています。
■MARVEL
MARVELの404エラーページを訪れてみると、デッドプールにからかわれれてしまいました。
”オマエが壊したな!…いや冗談だよ”
何パターンか用意されているようです。マーベルファンにはむしろ嬉しい404エラーですね。
■NASA
NASAの404ページにはNASAならではのユーモアがあります。
”探している宇宙物体は地平線の彼方に消えていきました”
■BURTON
BURTONスノーボードの404ページもキャラが濃いです。
”迷子のようだね。送っていこうか?”
ジョークを飛ばしつつも、すぐ下に検索窓を大きく表示させているところが親切ですね。
■AIR CANADA
カナダの航空会社AIR CANADAの404ページは、紙ヒコーキになって飛んで行ったようです。
■ヤマト運輸
ヤマト運輸の404エラーページに飛ぶと、大量の荷物の中からクロネコを探すミニゲームが始まります。
https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/404error.html
■Figma
UIのデザインツールを提供しているFigmaは、「404」のアンカーポイントを動かして、文字をデザインすることができます。Figmaならではの遊び心ですね。
■note
noteでは、「404ページをクリエイターの作品を静かに見られる美術館にする」というコンセプトで「note 404美術館」という企画を行っています。
404エラーを参加型のコンテンツにしてしまうとは、さすがですね。
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Webページの平均寿命は100日程度とも言われています。
直帰率を減らし、全体のコンバージョンを増やすためにもカスタム404エラーページを用意しましょう。
404ページをただの行き止まりにしてしまうと、元のページに戻るかブラウザタブを閉じるしか選択肢がありません。
エラーメッセージだけでなく、お客さんが自力でお目当てのコンテンツにたどり着ける手がかりを用意することも忘れずに↓
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ユニークな404ページが作れると、AmazonやクロネコヤマトのようにSNSでバズるかもしれませんよ!