あなたのサイトで、タイムセールを行うことはありますか?
ランディングページや、申し込みボタンの近くにカウントダウンタイマーを付けているとしたら、どんな文言を用いているでしょうか?
「締め切り」を伝えることは、顧客の行動を引き出すための最良の手段の1つです。
緊急度を高め、顧客が行動を後回しするのを防ぐことができます。
しかし、締め切りを伝える「言い方」次第では、良い方にも、悪い方にも転がる可能性が潜んでいます。
今回は、宿泊施設のオンライン予約サイトBooking.comの事例をご紹介しましょう。
Booking.comは宿泊予約サービスとしては世界最大の利用実績を持つ大型ウェブサイトであり、2005年からは日本版のウェブサイトも展開しています。
さて、そんなBooking.comが「残り時間」のマイクロコピーでABテストを実施しました。
【A】Time Remaining(残り時間):00:00:00
【B】Expires In(〜に終了):00:00:00
・・・どちらのクリック率が高かったでしょうか?
Booking.comのレポートによると、勝ったのはBの「Expires In(〜に終了)」です。
このテストでは、「明確さ」「透明性」「緊急度」の3つの点において、Aのコピーの「残り時間」よりもBの「〜に終了」」の方がより顧客に伝わったようです。
あなたの通販サイトでタイムセールなどを行なっているのであれば、ぜひ、この2種類のコピーでA/Bテストを行ってみてください。
きっとコンバージョン率が変わるはずです。