たった一言でクリック率が4倍に!「売れる」バナーの作り方

事例, 作り方, 考え方

マイクロコピー編集部


マイクロコピー編集部です。売れるための最強の一言である「マイクロコピー」を広めるため、日々マイクロコピーの有用性を発信しています。


バナーのマイクロコピーの重要性

突然ですが、クイズです。

どちらのバナーが、資料ダウンロード数が多かったでしょう?

Aの文言は「無料資料プレゼント!」
その下に小さい文字で「BtoB WEBサイトでお問い合わせ3倍メソッド」という説明があるもの。

Bの文言は「インバウンドマーケティングを実践するまでの道のりと大切なこと」
ダウンロード資料のタイトルでもあります。

さて、どちらのバナーが資料ダウンロード数が多かったか?

答えは・・・

・・・「B」でした。

バナーのクリック率が0.35%→1.41%となり、4倍に。
さらに、月間のダウンロード数も、15→62となり、4倍となったのです。

画像引用:https://www.markeit.jp/blog/abtest/

「無料資料プレゼント」が負けた理由とは?

たしかに「無料」や「プレゼント」といったワードは強力です。

しかし、ユーザーにとっては「どんな資料なのか?はたして自分に必要なのか?」といったところが分からなければ、いくら無料でもバナーをクリックする気にはなりません。

また、「無料資料プレゼント!」というコピーは競合サイトも使い倒しており、ありふれているということも、原因として考えられます。

ウェブ上のコンテンツは、今ではサラッと読み流す人が多数派です。

したがって、「こういう商品です」と具体的に、瞬時に分かるように説明する方が顧客に刺さりやすいのです。

もう一つ事例をご紹介します。

Movexaという、関節サポートサプリメントを売るサイトの事例です。

元々はこのようなページで、「Natural Joint Relief(自然派の関節サポート)」というキャッチコピーが使われていました。

あるとき、売上をアップさせるために、このコピーをA/Bテストすることにしました。

「Natural Joint Relief Supplement(自然派の関節サポートサプリメント)」に変えた結果・・・

なんと、「サプリメント」と付け加えただけで、購入が89.97%も増加したのです。

キャッチコピーは、ページを開いて一番最初に目に入るもの。

そのキャッチコピーに、「何のページなのか?」「何が得られるのか?」という具体的な情報を加えることで、顧客の理解を助け、訴えかける。そして、購入に繋げられるというわけですね。

バナーやファーストビューでの訴求は一瞬の勝負です。

ぜひ、今使っているコピーに具体的な説明があるか、改めてチェックして、A/Bテストを試してみてください。

もちろん、コピーの内容だけでなく、注目を集める色やフォントを使うことも忘れないようにしましょう。

効果改善の参考になりましたら幸いです。

参考:https://www.markeit.jp/blog/abtest/
参考:https://vwo.com/success-stories/movexa/

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