マイクロコピーの良し・悪しを考える

マイクロコピーの良し・悪しを考える

考え方

悪いマイクロコピーはあなたの顧客に舌打ちをさせます。

逆に良いマイクロコピーはお客さまを盛り上げ、もてなし、買わせるのです。

なぜなら、良いマイクロコピーは
お客さまのことをよく知って書いているからです。

しかし、コピーライティングは、
通常は、社内にいるスタッフたちが、
自分の思い思いの言葉を使うところから始まるのです。

全ての人が買い物かごを使えると思ってはいけません。

スマホでWEBを見ても
とりあえず電話をする人はまだ一定数いるのです。
それなのに、どこにも電話番号の表示がなかったらどうなるでしょうか?

その番号が090の携帯だったら・・・。
(最近は050番号も有るが、それも携帯と思われることも多いので注意)
クリックできなかったり、電話番号が画像だったり・・・

それは、お客さまに関係なく設計され、
デザインされるWEBサイトの悪い例です。

今から私があなたのWEBサイトを確認すれば
悪いマイクロコピーをいくらでも見つける事ができることでしょう。

スタッフや外注先は自分の経済合理性で
自分にとっての良い言葉や、楽な仕事をしようとするのです。

そのため、お客さまのことをわざわざ考え、
言葉を合わせようとするなんて、実際誰も考えないし
そんなことが必要だとも思わない人が多いのです。

しかし、
思ったよりもお客さまはミスをするのです。

想像してみて下さい。
リラックスして、
適当にWEBを見ている人は
真剣に一字一句読まないし、
注意深くサイトなんて見ないでしょう。

私たちは仕事でWEBを作り、
真剣に一字一字書いていますが、
そんなことはお客さまには関係ないのです。

・何度も同じエラーメッセージを出すフォーム
・必須かどうか解らない項目
・半角全角
・何度も入力した内容が消えるフォーム

・・・そんなフォームで誰も買えないのです。

例えば、
住所のフォームが3つに分かれていたら、
市区町村のフォームはどこで切ればいい?
何丁目はどこに入れる?
マンション名は絶対必要なの?

・・・ユーザーにはわかりません。

お客様の何%が正しく入力しているのでしょうか?
多数派はどのように入力しているのでしょうか?

顧客の声を定期的にアンケートなどで聞いて
もしくは顧客レビューを定期的にチェックして
もしくはラベルそれぞれの入力時間を計測して
確認して欲しいのです。

例えば、楽天は開店時の申し込みフォームを改善しています。
ユーザーがどこまで入力したかを把握して
なんとすぐに電話がかかってくるのです!

「●●の項目が入力されていませんが、ここは後から変更できます」
「●●の画像が登録されていませんが、審査に通れば特に不要です。
 審査に通過しましたのでわざわざ撮影されなくてもOKですよ」

これは、今まで多くの顧客が躓き、
ネットショップ開店セミナーをしたあとで
エンドユーザーが申し込みをするのに、
相当数離脱しただろう事が容易に想像できるフォローです。

想像してみてください。
一つ一つの項目ごとにお客様は考えるのです。

「ショップ名を入力してくださいって?
 今決めなきゃいけないの?まだ出店したいとは思っているけど、
 競合調査も終わってないし、商標だって調査してない。
 ショップ名が選ばれるためにはカタカナ4文字以内で
 さらに最後がスで終わったほうが良いと聞いたから・・・」

こんな状態で入力が終わるでしょうか?

更に、外観と内観の写真。
「え!お店の写真!?
 どうしよう普通のマンションの一室じゃだめなのかな?
 せめて看板だけでも作ろうかな?
 看板出したりシール張ったりしたら、大家さんに怒られないかな?
 それともマンションのビルごと写した方がいいのかな?
 中の写真も!?
 まだインテリア揃ってないし、こんなん撮れない〜〜」

・・・これでは登録するのに半年掛かってしまいます。
そこで、楽天はフォームだけで登録するのを諦めたのです。
そう、電話にしたのです!

さて、この話から、
なぜほんの数文字が効果を生むか分ってもらえたでしょうか。

そう、わざわざ電話でフォローしている事、
口頭で入力を説明していること、
全てはマイクロコピーになるということなのです。

いますぐマイクロコピーを導入しようという事なのです。

では、どんな場所にマイクロコピーを置くと
より効果的に売上を伸ばせるのでしょうか?

例えば
・404ページ(ページが存在しませんと伝えるページ)
・ローディングページ(読み込み時間が遅いページや何らかの機能ページ)
・メール入力完了ページや決済完了ページ
・来訪やアクセスを喜ぶメッセージ
・エラーメッセージ
・フォーム
・ボタン

つまり、成約率だけでなく、ブランディングや、
顧客の体験や経験に影響を与える部分ということになります。

これらについてそれぞれ効果のあった事例を
次回以降ご紹介していこうと思います。

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