9割の離脱ユーザーをCVへ導くタイミングワードとは

事例, 基礎知識

あなたのサイトから一度離脱したお客さまが、また戻ってくる可能性は極めて低いことを知っていますか?

CVR(コンバージョン率)を改善するためには、お客さまの行動を誘導する「タイミングワード」を使うことが大切です。

今回は、すぐにでも実践していただきたい「タイミングワードを使ってCVRを改善する方法」をご紹介いたします。

タイミングワードとは

今日から」「今すぐ」「後で」「今なら…

これらはすべて、お客さまが行動するタイミングを誘導する「タイミングワード」です。

タイミングワードをCVボタンの周りに入れるだけでも、今まで離脱していたユーザーを引き留める効果が十分にあります。

ただし、ビジネスの種類や、あなたのサイトに訪れるユーザーの属性によって、効果のある言葉が違うので、これらの使い方を知っておくことが重要です。

タイミングワードの使い方

お客さまの行動を後回しにさせない「今すぐ」

一度離れてしまった見込み客は、メールなどで呼び戻さない限り、購入に至る可能性が極めて低くなります。

ユーザーが行動を後回しにしないように、下記のSpotifyのように、行動を促す「今すぐ」などのタイミングワードを使ってみましょう。

参照:https://open.spotify.com/intl-ja?

今すぐ」のような言い回しは、既に心が決まったユーザーの背中を後押しし、この瞬間に行動すべきだということを伝えます。

今すぐ行動してほしいことをCTAボタンでアピールしてみましょう。

他にもこんな事例があります。

㆑ザーブランドのHushTug(ハッシュタグ)は、自社販売サイトの購入ボタンをA/Bテストしました。

それまで表示していた「予約注文する」と、タイミングワードを使った「今すぐ予約購入する」の2つのボタンを比べた結果、CV率は1.5倍以上になりました。

参照:https://shop.hushtug.net/

事例でご紹介したとおり、マーケティングにおいて「今すぐ」というタイミングワードが効果的とされることは多いです。

しかし、場合によっては切迫感を与えてしまい敬遠されることもあるので、むやみに「今すぐ」を付ければ良いというものではないことも覚えておきましょう。

「あとで……」が有効なケースもある

ユーザーにとって重大な決断や、じっくりと考えなければいけない場面では、「あとでいいですよ」「あなたのペースで申請できますよ」と言ってあげる方が良いこともあります。

例えば、「あとで買う」が有効な例として、Amazonのように自ら戻ってきてくれるリピーターの多い通販ビジネスが挙げられます。

↓米アマゾンの「後で買う」ボタン↓

参照:https://www.amazon.com/

お客さまの中には、じっくり考えてからあとで買いたい人もいます。

最近では、気に入った商品をとりあえずカゴの中に入れて、給料日後や、買いたいタイミングで、その中から本当に欲しいものを選んで買う、という人が増えてきています。

もし、あなたのビジネスがリピーターやロイヤルカスタマーによって支えられているのなら、「あとで買う」ボタンや「ほしいものリスト」の導入を検討してみてください。

しかし、「あとで買う」ボタンを目立つようにでかでかと設置してしまうと逆効果の場合もあります。

下記のアマゾンの例のように、控えめな小さなテキストリンクを使うなどの工夫をおすすめします。

「あとで……」が有効なケースは他にもあります。

それは、オンラインの手続きに手間や時間がかかる場合でしょう。

イギリスのコーポラティブ銀行のウェブサイトでは、ローン申請のボタンの下に元々「申請には 10 分かかります」というマイクロコピーを使用していました。

しかし、「あとで入力したい場合は、いつでもフォーム内容を保存できます」とマイクロコピーを変更したところ、申請完了率が 5.1% アップしました。

顧客にリスクが少ない場合は「今なら」

Microsoft によるゲームのサブスクサービス Xbox Game Passのサイトでは、ボタンに「今なら100円でご加入いただけます」というコピーが使われています。

参照:https://www.xbox.com/ja-JP/xbox-game-pass

今日から」「今なら」というタイミングワードは、その場で行動を促すのに効果的です。

無料や、安い金額で顧客にとってリスクが少ない場合は、特に効果が感じられるはずなので、ぜひ試してください。

使い方を間違えるとCVRが下がる?

タイミングワードはお客さまの気持ちを理解して、使うことがポイントです。

むやみに「今すぐ」「今なら」「今日から」という単語を使えば、お客さまは切迫感を感じてしまうケースもあります。

実際の事例をご紹介しましょう。

過去に弊社のセミナーLPで「今すぐ席を確保する」と「席を確保する」の2パターンのボタンをテストました。

結果、「今すぐ席を確保する」という文言は、「席を確保する」に比べて、2.3倍もCVRが下がってしまいました。

お客さまは、じっくり購入を検討したかったにも関わらず、「今すぐ」を使うことで、反対にCVRを下げてしまった事例です。

しかし、大幅なデザイン改善とは違って、失敗してもすぐに元に戻せるのがマイクロコピーの良いところなのです。

些細な変化でもCVRは大きく変化するので、ぜひあなたのサイトでも「タイミングワード」を試してください。

まとめ

サイトからユーザーを離脱させないために、行動を誘導するタイミングワードは効果的ですが、使い方を誤れば効果は激減します。

まずは顧客の視点に立って、CVボタンを押さない理由を客観的に分析することも重要です。

まだ「タイミングワード」を取り入れていない、あなたのサイトのCVRがどれくらい変化するのか楽しみです。

ぜひ、この記事を読んだあなたは「今すぐ」サイトの文言をABテストしてくださいね。

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